新そば

新そば食べに行ってこよっと。

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開いているって言いたい!

昨晩、仕事に出かける際、隣の車のスライドドアが開いたままになっていた。
人影はなかったが、何かを載せたり、おろしたりの途中なのかと思って気にも留めずに仕事に行った。
朝、雨の中帰宅。
スライドドアはまだ開いていた。
シートがびちょびちょ~。
だが、この車の持ち主を自分は知らない。
言いたい!
おしえてあげたい!
一刻も早く!!

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昨日の話で

昨日の話を改めて書いてみて思ったことがあった。
きっと、あの娘さんは昨日書いた出来事を大きくなったら覚えていないと思う。
でも、お父さんの方は、覚えていたりするんだろうなと。
そんな積み重ねで娘さんのことをどんどん愛しく思うんだろうな。

そういう意味でも、子が親を思う愛情は、親が子を思う愛情に及ばないんだろうな。
このご時勢、全員が全員、親になるわけじゃないけど、その子だって親になるわけだから、愛するポテンシャルが及ばないわけじゃないのに。

とかね。

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親子

20171021oyako-1.jpg
もう何年か前の話。
行動パターンの変化しない自分はコンビニでレジ待ちしていた。
自分のすぐ前にはすんでのところで前に並ばれた親子がいた。
不思議なもので、深夜でも誰かがレジに行くと、集団心理なのかレジに数名の待ちが出ることがある。
結果、自分は三番目。
たしか、最初の人がカップ麺(と言っても、インスタントじゃなくてレンジでチンするタイプ)みたいなのを買って温めていた。
総じて、汁があるやつはレンジの加熱時間が長い。
レンジアップはまだだったが、前の客はレジを済ませて麺の温め終わりを待つばかり。
すると、店員さんが「次にお待ちのお客様どうぞ」と親子を促した。
親子はお父さんと小学校に入るか入らないかの子供特有のきれいなストレートのロングヘアの娘。
こんな時間でも起きているんだなぁと思ったが、今時は珍しくないのかななんて思ったりもする。
お父さんの持つカゴにはビールやらつまみみたいのが入っていた。
あとはお菓子。
そのカゴをレジカウンターにのせると、娘さんも手に持ったお菓子をカウンターに置いた。
お父さんは会計に備えて財布を取り出そうとしている。
そのあたりで、前の客のレンジアップしていた麺が出来上がり、店員さんが親子に「少々お待ちください」と言うとバーコードをスキャンする手を止める。
レンジから麺を出し、袋詰めして前のお客さんに渡す。
と、言っているが、自分もじっとカウンターの方を見ているわけではない。
あっちこっち見たりして、ブラブラしているので、見ている部分と、声や気配で予想している部分もある。
だが、麺を袋詰めしようとしたときに、カゴの横に置いた娘さんのお菓子がカウンターから落ちそうになったのは見ていた。
店員さんも反応したが、それよりも早くお父さんがそれをつかんで、「邪魔だから、カゴに入れるよ」と娘さんに言ってカゴの中にそっと置いた。
自分からは娘さんの表情は見えなかったが、ずっと手に持っていたことと、お父さんがわざわざそう断ってカゴに入れたことから推測すると、とても欲しい物で、ちょっと見えなくなるのが不安な表情でもしていたんだろうか?
そこで、ちょっと興味の湧いた自分は、親子の様子を見ていた。
麺は無事に前のお客さんに渡され、親子のレジも終了して、いざ、お会計となったとき、お父さんがあわてだした。
どうやら財布がないらしい。
様子からどうも財布を忘れてきたみたいなことになっている。
店員さんは「お車の中にあるんでしたらお待ちしますけど」と声をかけるが、車に財布を置くということはないらしく、ポケットにないと言うことは家に戻らないといけないことはハッキリしているらしい。
その間にも、コントで見るようなあちこちポケット叩いたする仕草でお父さんは財布を探しているが、やはり見つからない。
そして、あきらめて「すみません、また来ます」とお父さんが言う。
店員さんは「そうなると、この商品をこのまま取り置くわけにはいかなくなりますけどよろしいですか?」と言われている。
仕方なさそうに「はい。じゃあ、もとに戻します」と言うが、店員さんも鬼ではないらしく、「いえいえ、それはこちらでしますので大丈夫ですよ」とカゴを横に下げた。
この時になって、娘さんが泣き出す。
結構な声量がコンビニ内に響き渡る。
「ごめんごめん、すぐに財布とって来るから。すぐ買えるから、ちょっと家に帰ろう」
すごくやさしそうなお父さん。
でも、目の前にほしいものがある娘さんは動きたがらない。
なんとも切ない光景。
だが、自分はその中で一人だけ冷めた目でその光景を見ていた。
ずっと思っていた。
『あんた、そこに財布あるって』
レジの機械、カゴ、お父さんの体でがっちりガードされていてほかの人たちには見えにくかったかもしれないが、自分の位置からはカウンターのレジの機械のそばにポンと置かれた財布がバッチリ。
そこに置かれた瞬間も見ていた。
娘さんが置いたお菓子が落ちそうになった瞬間に、ついさっき取り出した財布をあわててカウンターに置いて、お菓子をつかみに行ったのを。
だから、お父さんがポケットをまさぐっている間も、半笑いで『ないない、そこにはないよぉ』と思っていた。
だけど、他人様の失敗を指摘するのってきっかけが難しいじゃないですか?
自分で気づけるなら他人に指摘されずに気づきたい。
自分ならそう!
だから、不用意に言うのもどうかなと思うところもあって、きっかけを窺っていた。
だが、絶好のチャンスもないまま、娘さんも泣いちゃって、もう帰ろうとしちゃって、家帰って、家にもないってなってあわてたらさらに事態が悪化するし、これはもう無理やりにでも割って入って言うしかないと思った。
「すみません」の「す」がしっかり発音される直前、店員さんが「こちら、お客様のですか?」とカウンターに置かれた財布を指差す。
カゴをどけたことで店員さんの視界がクリアになり、発見が容易になったのだ。
手柄を横取りされた自分は、ちょっと、いいことしようとしゃしゃり出たんだから言わせろよと思わないではなかった。
さらには、(過剰な被害妄想かもしれないが)「あっ、そうですそうです。よかったぁ」と言っていたがお父さん、『なぜこんなところに?』みたいな顔して疑いの目をこちらに向けてきたのにはちょっと腹が立った。
全部事細かに説明して赤面させてやろうかと思ったが、娘さんがボリュームはしぼっているもののいまだ泣いているので勘弁してやった。
無事、発見された財布からお父さんがお金を支払い、目的のお菓子も手にしていたがやっぱり娘さんは泣き止まなかった。
もう、何で泣いているのかもわからなくなっているのかな?
とりあえず、一騒動が落着して、やっと自分の番が回ってきてレジを済ませ、表に出ると、出た正面に止まっている車にあの親子が乗っていた。
その時にチラッと見た二人が笑っていたのでなんだか自分も口元がゆるんだ。
娘さんはトナカイばりに鼻が真っ赤だったけど。

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