新装開店ホームセンター!!

近くにホームセンターができたということで、何か買うものあるかなと考えた。
特にないかと思ったが、よく考えたら、スプレー缶の空き缶がたまっていることに気づいた。
穴あけが面倒で放置しているうちにたまったものだ。
基本的には整髪料とかは使用しないので、その手のものはないのだ。
けれども、かなりたまっている。
この手のものを使っていたらどれほどの数になっていたかと想像するだに恐ろしい。
それはさておき、数が数なだけに専用器具を買ってもよいだろうと思い、開店したホームセンターへ。
ホームセンター!
ちょっと叫んでみました。

さて、開店して二日目だったので、それなりに人手はあったが雨降りということもあり、それほどではなかった。(どっちだ!?)
それに広い敷地を取れるところにできたホームセンターだから、通路も余裕があって混み具合は気になるほどではなかった。
むしろ、お店的にはもっと人が来ると思って店員さんの数を多くしていて余っているぐらい。

自分としては余計なものを買ったり、ブラブラとするのも好きではないので、さっそく目的のものを探すことにした。
通路ごとに調理器具や、洗濯用品、寝具など項目わけのプレートが掲げられているからすぐに見つかるかと楽観していたが、いざ探そうとして止まった。
ネットでそういう商品があることは確認済みだから、ないということはないはずだが、スプレー缶の穴あけ器ってどういう分類?ってことがわからない。
ゴミなんかはよくキッチンの片隅なんかにあるので、キッチン用品なんだろうか?
それとも、工具的な分類に入るのだろうか?
いやいやそれとも、整髪料としてのスプレー缶が多いからそういう関連でスプレーの片隅に置かれていたりするのだろうか?
とはいえ、このまま立ち止まっていてもラチがあかないので、しらみつぶしに探すことにした。
店員さんに聞いてもいいんだろうけど、得てして、こうしたトリッキーな商品は店員さんも迷う場合が往々にしてある。
だから、聞く前にある程度独力で探すことにした。
オープンしたばかりで、何かと忙しいだろうという遠慮もあった。(このときは店員さんが余っている状態に気づいていない。)
それで、意外とあっさり見つかることも多かったりするし。

だが、なかった。
探したがない。
資材フロアまで見たけどない。
やはり、意外な場所にあるのかと思ったが、ざっと見ただけなので見逃した可能性も高い。
ここは仕方がないので、近くの店員さんに声をかけた。
これこれこうと説明すると、探しているものは把握できたようだったが、困惑している。
どうやら、心配していた通り、見当がつかないらしい。
広いフロアをカバーするために、担当売り場が決められていて、そこ以外の商品には明るくないというのはよくある話。
「すみません。あまり詳しくなくて申し訳ないのですが、サービスカウンターの方で聞いていただいてもよろしいでしょうか?」
わからないものをわからないと言ってもらった方が、こちらとしても時間を短縮できる。
悪くない対応だと思う。
できるなら、わかりそうな人と連絡を取って確実にリレーする方が最善だと思うけれど、そこまで望むのも酷だろう。
「はい、ありがとうございます」
そう言って、サービスカウンターへ向かった。

サービスカウンターには四人の店員さんがいたが、中年の男女二人はちょっとカウンターから離れたテーブルの前でなにやら話している。
すこし若い女性の店員さんは一人は接客中。
最後に最も若いと思われる女性の店員さんはカウンターに置かれたノートPCを操作中。
全員、仕事中らしいし、体は全員こちら側を向いてはいるので、棒立ちの自分に気づけば向こうから声をかけるのが普通だろうと思い、こちらからは声をかけずに、接客中のお客さんの後ろに並んで待っていた。
少しして、話していた二人の店員さんのひとりがやってきた。
「いらっしゃいませ。何か御用でしょうか?」
自分は商品を探していて、売り場を知りたいこと。
その商品がスプレー缶を捨てるときに穴を開けるための器具であることを伝えた。
少々お待ちくださいと言って、またもとのテーブルのところにもどり、さっき話していた男の店員さんと話し始める。
そのテーブルにはここからでは見えないが、どうやら店内フロアの地図みたいなものがあるらしく、あきこち指し示したりして、どこらへんかを相談しているように見えた。
程なくして、戻ってきた店員さんは「たぶん、51番の辺りにあると思うんですが...」と言葉尻を濁した。
おそらく、忙しくて手が離せないなどの理由で、自分で見つけてほしいということだと解釈した自分は、「わかりました、ちょっと探してみます。ありがとうございました」と言ってサービスカウンターを離れた。

売り場には通路ごとに番号が振られていて、51番とはその番号のことだ。
番号も明示されているし、迷うことはなかった。
51番の売り場にはモップやゴミ箱などがあり、清掃用具売り場のようだった。
だが、大きいものばかりだったので、自分がイメージしているニッパーぐらいのサイズの器具は見当たらなかった。
「辺り」とも言っていたので、52番に行くと照明機器や電気製品が並んでいたので、こちらではないことはすぐにわかって引き返した。
50番から数字の若い方へと確認していったが、あるかもとは思わせてくれるような売り場もあったが、やはり見当たらなかった。
47番まで見たが、見当たらず、自分の見落としも考えられるので、51番の付近にいた店員さんに声をかけた。
付近にいる店員さんなら、そのあたりの商品はわかっているだろうというのもあった。
すると、向いていないというほどではないけれど、第一印象で好印象はもらえないのではないかという程度に愛想はいいとは言えない店員さんだった。
しかし、これまでの事情とサービスカウンターで言われたことを説明して、自分の見落としかもしれないから聞いている旨を伝えると、「あー、ちょっとモップとかなんで、ここではないですねぇ」という回答をもらった。
自分が求めているのも「ここにはなさそうだ」という客観的な意見だったので、「そうですか。ありがとうございます。もう一度サービスカウンターで聞いてみます」とお礼を言ってサービスカウンターに向かった。

戻ってきたサービスカウンターでは、先ほど応対してくれた店員さんが接客中だったので、また、接客中のお客さんの後ろで待った。
接客中の店員さんはすぐに気づいたようだったが、接客中でどうしようもないのでちょっと集中できないようだった。
自分が戻ってきたということは見つけられなかったということだから、仕方ないだろう。
そんなことを観察しているうちに、違う女性の店員さんが声をかけてくれたので、自分の探している物と、さっきサービスカウンターで案内されたところにはなかったこと、さらに近くにいた店員さんもないと言っていたことを伝えた。
すると、その女性の店員さんは「すみませんでした」と言って、後ろの男性店員さんに声をかけて、自分の話したことを伝えていた。
男性店員は小慣れた身のこなしで、女性店員さんの話を聞くと、「51番だと思うよ」というような話をしていた。
それが聞こえたので、「じゃあ、もう一度探してみます」と自分が言いかけると、女性店員さんが「いえ、探してまいりますので少々お待ちください」と自分の印象では何度も手間を取らせるわけにはいかないのでという雰囲気で言ってくれた。
そして、それを聞いていた男性の店員さんが合図をして51番の方向へと向かった。
自分としては、ないと思っていても見逃さないとは限らないので、『やっぱりあったのかなぁ』とちょっと不安になった。
応対してくれた女性店員さんは「お時間取らせて申し訳ありません、少々お待ちください」と頭を下げてくれたので、恐縮した。
51番にあったのだとすれば、自分のミスなのに。
そんなことを考えていると、斜め後ろから「すみません」と声がかかった。
振り返ると、51番にいた自分がちょっとだけマイナス評価をつけてしまった店員さんがそこに立っていた。
「あのう、商品ありましたよ」
「51番にですか?」と聞こうとしたら、先読みされたように「キッチン用品のところにありました。ご案内しますので、ついてきてもらえますか?」と言われた。
すでに探しに行った男性店員さんが脳裏をよぎったが、確実に見つけたとも言っているし、違ったとしてもさして時間がかからないだろうと踏んで、51番通路の男性店員さんについていった。
51番より近いので、すぐに目的の場所に着いた。
すると、たくさんの器具がある中に、目的の穴あけ器が3種類だけあった。
『あー、(最初に見て回ったときに)絶対見落としたなぁ』と思いながら、案内してくれた51番にお礼を言った。
笑顔は見せてくれなかったが、満足そうに51番は帰っていた。
自分はあわてて、3種類の中からよさそうなものをひとつ選んで手に持つと、急いでサービスカウンターに戻った。
するとタイミングよく、探しに行っていた男性店員さんが何かを持って戻ってきた。
「こちらですよね...」といいかけた男性店員さんを女性店員さんが制した。
「いや、空き缶つぶすやつじゃなくて、スプレー缶の穴あけ器だって!」
ちょっとバツが悪くなりそうな空気だったので、自分が割って入った。
「あ、さっき51番のところで聞いた店員さんが探してくれて、キッチン用品のところにありました。ありがとうございました!」
自分はそう言って、二人に頭を下げてレジへと向かった。

普段はどうかわからないけれど、困っているときは愛想より行動力や能力かもなと思いました。^^
新装開店したばかりで、慣れていない店員さんも多いでしょうから、こういうことはままあるでしょうね。
無事に、スプレー缶を大量に捨てることができてよかった、よかった。
ホームセンターであったちょっとした出来事でした!

長文、ご覧いただきましてありがとうございます!

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