アメリカンフットボールてきとう入門 第一回

今回はプレシーズンは省きますね。最早、調整で試合的に面白いものでもないですから。
ボン・ミラー選手は6週の出場停止ですから、プレシーズンでしばらく見れませんが、まあ、反省していただいてその後のプレーで、ぜひ健全に復帰していただきたい。

そこで今日は手前、アメリカンフットボールを日本人になんとなく広めようという目的のもと、適当にでも試合を見られるように知識を他人様に植えつけよう。

つまり、弱っている脳をお持ちの方を対象に洗脳しようと言うこの講座。
第一回はここが無理だよアメリカンフットボールと題し、逆になぜアメリカンフットボールが日本人に受け入れ難いのかを書いてみたいと思っております。

まず、見れないじゃん!
まったくその通り、アメリカンフットボールの試合は、シーズン中に日テレ系のスポーツ番組でダイジェストをやっていればいい方で、普段地上波で見ることはできません。NHKBS1ではやってるようですが。
野球で言うところの日本シリーズにあたるスーパーボール(野球と違って1試合のみ)は2月の深夜に地上波でも放送されていますが、それもカットあり。
普通に見ようとするとスカパーという事になります。しかし、これもレギュラーシーズンの4試合のみとなります。

ルールわかんないし
これもその通り。大概のスポーツは、だいたい最初は何となく見ていて、全体を把握。そして、徐々に細かい部分のルールを見ながら覚えていく。しかも、野球、サッカー、バスケット、テニスなどなど、大抵のものは一試合も見れば、おおよそがわかってくるし、得点の入り方も大体感覚的につかみやすい。ここが大事。
ほとんどのプロスポーツは得点が勝敗を分けるわけで、得点の入り方さえわかればどちらかに思い入れをして、楽しむことができる。
ところが、アメリカンフットボールやラグビーとなると途端に難しくなる。
ラグビーだと5点、3点、2点。アメリカンフットボールだと6点、3点、2点、1点。これらが比較的入り乱れた形で加算されていくため、見ている方は得点が入ったのかなということはわかっても、何点なのかとか状況がつかみづらい。
そうなると、画面もしくはスコアボードの点数が変わってからやっと逆転かどうかがわかるから、オンタイムに感情を共有できない。これはスポーツ観戦において比較的ネックになりうる要素だと思う。
しかも、一般的にはアメリカンフットボールとラグビーの区別がつかない。
区別がつく人ですら、「プロテクターを着けている方が...アメフト」というあやふやな感じも多い。
まだ、ラグビーの方がそれを題材にしたドラマもあり、「花園」という目標もあり、日本での競技人口も多いので浸透していると言える。
ところが、日本ではアメフトチームはあるものの、それほど注目もされず、放送もほとんどない。
最高峰NFLの放送すらスーパーボールのみなのだから当然と言えば当然。
反則か何かがあって試合が中断、その後審判が長々と説明しますが、全部英語。ほとんど理解できない。
解説は日本語でしてくれますが、全部しっかり日本語訳するわけではない。おおまかなことを解説するのみ。
これではルールをある程度試合が見れるくらいに理解するまででもかなりの時間がかかる。
野球やサッカーがあるのに見る機会も少なく、わかりにくいスポーツを見ようって思うほうが不自然。いたしかたない。

ルール複雑
確かにアメリカンフットボールのルールは複雑で、細かいルールまで入れたらすごい事になる。
審判もNFLの審判を十年以上もつとめている人の中には年間1000万円以上の年俸をもらっている人もいるぐらい。年俸問題で審判がストライキ、カレッジの審判で開幕したシーズンがあるほど。
ただ、体系的に言うとルールが複雑なのは逆にプレーの自由度が高いと言えると思う。
大きく制約しないから、細かな場面わけの制約をたくさん作らなければいけなくなると言うこと。
例えば、通販の払い込み方法。「口座振替のみ」と制限してしまえば口座振替のルールを決めれば簡単ですが、お客さんの自由度は失われます。しかし、「口座振替、代引き、クレジットカード決済、コンビニ払い、ウェブマネー支払」などとたくさん方法を採用すると、お客さんの自由度は上がりますが、ルールは個々に決める必要がありたくさん必要になるわけです。
それに、反則や違反などはレフリーがしっかりと覚えて見ていますので、我々が意識する必要はそんなにありません。ある程度の基本的な部分を覚えてしまえば、稀にしか出てこないルールはその時々で解説の人がほとんど逐次解説してくれます。だから、全部知る必要もありません。
すでに言ったように、それでも複雑は複雑ですがそこを少しずつ知っていく楽しみ、喜びがアメリカンフットボールにはあると考えてもらえたら、複雑なルールもちょっと気が楽じゃないですか?

第一面白いの?
こればっかりは、見てみてなんですよね。向き不向きはあるでしょうが。ただ、派手は派手です。だってあの派手好きのアメリカ人が熱狂してるわけですから。
死者だって出ることがあるんです。最近はそういったことからプレイヤーを守ることをNFLも真剣に取り組んでいるために死亡事故は減少しています。ただ、プロテクターを着けた2mクラスで体重100kgとかのプレイヤーが全速力で正面からぶつかったりすることがあるぐらいです。ラインの選手にいたっては200kgだっています。
そりゃ、ぶつかり合ったらプロテクターを着けていたって大怪我しますよ。
でも、プロテクターだって着けた人をバットで殴っても平気なくらい衝撃を吸収するし、頑丈にできているんです。派手ですよぉ。
しかも、その選手達は極めて優れた身体能力の持ち主なのです。いろんなスーパープレイを毎試合のように披露してくれます。
ルールがわかってくると、さらにそのプレイのすごさが際立ってくるのでもっとのめり込むと思いますよ。
そして、新しいスポーツ特有の柔軟さがNFLにはあります。
おおよそ、大概のスポーツは審判が絶対で、判定が覆ることはほとんどありません。カメラで見ておかしいなということでも、一度下った判定が覆るのはとても珍しいことです。
ところが、NFLでは何台ものカメラが試合を映していて、必要なときには審判はその映像をレビューして判定を下しますし、ヘッドコーチにはチャレンジという権利も与えられています。
厳密にはどんな時でも、どんな判定にでもできるというわけではありませんが、チャレンジをすると審判が一度下した判定に異議申し立てができ、審判はビデオレビュー後にもう一度判定しなおします。
合理的でしょ。まあ、アバウトなところはアバウトなところであるのですが、他のスポーツに比べれば比較的公平なジャッジが期待できます。ちょっと、面白いでしょ?

まあ、日本で決してメジャーにはなれないだろうアメリカンフットボールですが、興味を持っていただける方を求めて、次からはちょっとずつルールを説明していきたいと思います。

次からは、短く書くようにしますので、よしなに。

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コメント

No title

こんにちは。

私のシワの無い脳みそをフル稼働させて、よーく読んでみました。
何となくわかりました。
ジャッジの事はとても良いですね、さすがアメリカという気がします。
今はテニスもチャレンジってありますよね。
サッカーもあれを取り入れて欲しいです。オフサイドとかいつも微妙ですもの。
アメフト、機会があったらチラッと観てみようかと思います。

Re: No title

らこささんへ

こんにちは。
読んでいただいてありがとうございます。
判定で遺恨を残す試合、Jリーグなんかではありますよね。
それはそれで、つながりとして面白いですけどね。
ある程度、ちょっとずつわかりやすくアメフトのルールと、見るポイントを紹介できたらと思っているので、気が向いたら見てみてください。
でも、本当に読んでいただいてうれしかったです。
コメント、いつもありがとうございます。
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