カラメル色素の用途と注意事項

キャラメル化によって作られたカラメル。
もちろん、カラメルソースとしてプリンに使ったりするんですが、もっと身近に使用されているようで、それが色素として食品の着色なんかに使われている。
お菓子やドリンクなんかを見てみると、ときどき「カラメル色素」とか「着色料(カラメル)」なんかの表記がある。これがそれ。

ただ、この色素の製法はいままで説明した以外の方法もあるようで、それによってカラメルに番号がふられている。
いままで説明した糖類を加熱して作ったのが「カラメルⅠ」で他に3種類。全部で4種類あります。

①カラメルⅠは糖類を加熱してつくる。
②カラメルⅡは糖類に亜硫酸を加えて加熱してつくる。
③カラメルⅢは糖類にアンモニウム化合物(THI)を加えて加熱してつくる。
④カラメルⅣは糖類に亜硫酸とアンモニウム化合物(THI)を加えて加熱してつくる。

ここで問題が出てきます。
①の製法は糖類を加熱して作るだけなので特に安全面に問題はないようです。
しかし、それ以外にはちょっと懸念があるようです。
カラメルⅡは日本では製造も輸入も禁止なので、商品に使われることはないようですが、カラメルⅢ・Ⅳは普通に造られている。
しかも、コストや手間などの理由で商品に使われているカラメル色素のほとんどがⅢ・Ⅳということ。
つまりは、カラメル色素のほとんどにアンモニウム化合物が入っているということです。
ここで、思い出してほしいのが最初にキャラメルの話を書いたときにカラメルを英語にするとというところ。一つあったのが「ammonia caramel」そうアンモニア・キャラメル。つまり、こういうことだったんですね。

そして、問題になるのがアンモニウム化合物には免疫力を抑制する作用と発ガン性が指摘されているということです。
そういう理由からかカラメル色素のFAO/WHOは一日許容摂取量(ADI)を設定しているそうなんです。

これを見て、カルメラ色素は摂取しない方がいいと思う方もおられるかとも思います。
事実、この情報もそういったサイトから集めたものですが、問題は摂取量ですね。
そういったサイトには量が明記されていません。
たとえば、一日許容摂取量が設定しているとしているのにも関わらず、その量、そして、そういった商品に含まれるアンモニウム化合物の大まかな量などが一切書かれていません。
毒も適正な量を使用すれば薬になりえるように、人体には自浄作用があるわけですから、適正な量を知らずに危険も危険でないも判断することはできません。
ちなみにカラメルⅡ~Ⅳの一日許容摂取量は160~200mg/kg体重ということで、50kgの体重の人であれば約8000mgの摂取許容量となるわけです。
しかし、その後の再評価でカラメルⅢに関しては100mg/kg体重という数値をだしている機関も世界的はあるようなので、この量で考えると小児や成人でもそういった食品ばかりをたくさん摂っていると許容量をを超える可能性があるようです。
この数値を信じるとすれば、カラメル色素を含む食品を気持ち控えるようにすれば、超えることは防げるかとは思います。
ただ、心配性の方であれば表示を確認しカラメル色素を含む食品は購入しないのがいいのかもしれません。
そこらへんは、考え方の問題となるので自己判断でということでしょうか。
確かに、前述した危険性は認められているわけですからね。

ただ、気にしすぎると何も買えませんし、それを使わないようにメーカーに制限をかけるとコストが上がり、結果値段が上がるわけで、それが気にならない方はいいでしょうが、そういうわけにも行かない手前のような庶民もいるわけですから、選択の幅はあってもいいかなと手前的には思いますが。

皆さんはどうですか?

ちなみに、前回話したメイラード反応を使用した液体キャラメルがラテンアメリカではあるようです。
それは、ドゥルセ・デ・レーチェ、アレキーベ、カターヘ、マンハールなどと呼ばれるものだそうです。
ただ、メイラード反応によって作っているため実際にはキャラメルではないのでしょうが、味覚的には酷似しているのでしょうね。
amazonさんで購入できますので、よろしかったらお試しください。

よしなに。


追記、拍手コメントをいただいたTさんへ

前回の記事内容は手前も特に理解し切れていないように思う部分なので、説明もウィキペディアのままみたいなところも多いです。申し訳ありません。
ただ、物が燃えることも急激な酸化現象であり、化学反応です。
なんか、そういうと難しい感じがしますが、要は燃焼という変化に事実にあった理屈を付けているだけなので、世の中の目に見える、または目に見えない物質の色や見た目の変化や性質の変化は化学反応の場合が多いです。
小難しい話を辛抱して読んでいただいて、とてもうれしいです。ありがとうございました。
今日は多少、生活に関係する話なので昨日よりはましかと思いますが、これからもよしなに。

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コメント

自己判断

確かに、自己判断ですね。
アタシも、収入が少しあったときは、いろいろ気にして
モノをあれこれ選ぶことができましたが、
今、失業中なので、気にしていたら、家計費破たんです。
安全なものは手に入りにくいし、高額です。
食品のパッケージに記された表示にカラメル色素、多いです。
避けていたら、大変です。
でも、改めてここで考えてみると・・・う~ん。明日スーパーの買い物んとき、気を付けてみます。

怖いですね~

 電脳高架橋様

カラメル色素って、様々な食品で見かけています。
砂糖を加熱して作ったものでしょ?
プリンの下のほろ苦いやつでしょ?って思っていたけれど
こんなに種類があったとは・・・怖いです。。
てっきり安全なものだと思っていました。

カラメル色素以外にも、食品添加物なんかの怖い話って
沢山見聞きしますよね。
気にしていたら、何も食べられなくなってしまうとわかってはいるものの
何の食品でも原材料名を必ず見てしまいます。

なかなか買えないものの一つに、ウインナーやベーコンがあります。
食パンや菓子パンも、必ず原材料名をチェックしてから買います。
いろんな悪いものが添付されているものの方が、安いというのも
感じてきました。

正直、過剰過ぎると何買うのも不便で、美味しそうだなと思うものも
悪いものが入っていると、たまにはいっか!と思う時もありますが
大概は我慢してしまいます(^^;)
だからといって、いつも安全なものを選択できる
金銭的な余裕もないので、そのバランスが難しいところです。

食べたところで今すぐ体がどうのこの・・というわけではないので
私はちょっと過剰に気にし過ぎるところはありますが
長い目で見た時に、家族の体を守れるのは
食品を選ぶ主婦(私)だと思うので
少しでも知識を得て、安全なものを買う努力は
続けたいと思っています。

今後、カラメル色素にも意識がいくと思います!
とても参考になりました(^^)

長々と書いてしまい、ごめんなさい。


Re: 自己判断

ppstarsさんへ

誰しも安全な食べ物を手に入れ、健康で長生きしたいのは同じだと思いますが、現実は難しいですよね。
でも、表示を気にすることはタダなので、そういう情報を手にすれば、それぞれの考え方にあった商品選びができるとは思います。
そういう情報をみんなで共有できれば、少なくとも情報がないよりわずかでも安全な暮らしができるはず。
これからも、客観的な視点でご紹介できたらと思っています。
認識するだけでもちょっとは違ってくると思いますので、ぜひ見てみてください。

Re: 怖いですね~

yukoさんへ

そうですよね。
自分ひとりのことであれば構わなくても、家族の事を考えればこういった情報を無視できないというのが、家族を思うたくさんの主婦の方の意見なんですよね。
ましてやこれから成長していく子供たちや、老いていく自分達。少しでも健康で元気な暮らしをという願いは誰しも持ってますよね。
その一番根源的な活動が食物などの摂取。
毎日の事だから、わずかな毒も積み重なってしまう可能性がある。
安全なものをと願うのも当然ですね。

完全に安全なものなどないのかもしれないし、あったとしても入手が困難だったり、経済的に大きな負担となったりすることが多いでしょう。
でも、情報を得て、すこしでも気に留めていれば、少なくとも何も知らずに生活しているよりその理想にわずかでも近づいているんだと手前は思います。

手前もそういう役に立つ情報は包み隠さずに、皆さんにお伝えしたいと思っていますので、長文でも懲りずに見ていただけたらなと思う次第です。
そして、これからもご家族のためにいい情報を得て、いいチョイスをしてくださいね。
思いの伝わる、すばらしいコメントありがとうございました。
これからも、よしなに。
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