『3人育児』に思う

ちょっと旬は過ぎちゃった話で恐縮なんですが、熊田曜子さんの児童館の件をご存知でしょうか?
今日はその話題です。

概要はというと、3児のママになられた、熊田曜子さんが3人のお子さんを遊ばせるため、外出。
しかし、雨が降ってきたため児童館で遊ばせることに。
けれども、その児童館は大型の遊具もあるところで、そのせいもあるのか大人1人に対して入れる子供を2人までと制限していたらしい。
1人で子供3人を連れていた熊田曜子さんは、いざ入館という段階で入場を断られてしまったらしい。
そのことを自身のブログに書いたことがきっかけで、ワイドショーに取り上げられるほどの話題に。
本人のブログでは、そのことを「自分のミス」と書いていて、一見すると児童館を非難する意図ではないように見える。
しかし、件の児童館がどこであるのか明記してある。

熊田曜子さんの一番下のお子さんは、まだ4ヶ月。
抱いたままなので、遊ぶ人数に入れなくてよいのではないかという考えもあってか、融通が利かないという批判もあるようだ。
一方で、ルールはルール。守るのが当たり前という意見もある。

自分としては、後者の方を支持したい。

第一に、熊田曜子さん自身がブログに書いたのは、断られたことに対する腹いせのような気がしてならない点にある。
ブログの中では、自分のミスとしながらも児童館を特定できる形で書いていること。
子供が「あそべないの?」とかわいそうなようすを描写しているけれど、これも同情をかうためのものだと思う。
児童館自体を特定させた件に関して言うと、他の子育てママさんへの情報共有の意図があった可能性が考えられる。
最初は、考えがいたらずに書くということは考えられるけれど、児童館に非難の電話が殺到しているという騒動を知れば、「自分のミス」と謙虚な姿勢の人であれば、当然お詫びをするのが当たり前。
かつ、ブログで謝罪して、児童館へ迷惑をかけないようにと呼びかけるのが普通だと思うんだけど。
自分のミスなんだから。
ところが、ここにいたるまでそういう対応をされていない。
だから、自分は実名を出して児童館を名指ししたのは、このような批判の電話や苦情をさせるのが狙いなのだと思う。
「あそべないの?」と子供が言って、何も言えなかったという記述に関しても、おかしいと思う。
それこそ、いい教育のきっかけだと思う。
「ルールがあり、集団生活をする中ではルールに従わないと他人に迷惑をかけることになる。
だから今日は我慢しましょう。」
といった感じでいいのではないだろうか?
さも、不当に権利を侵害されてかわいそうというような描写は、彼女の心底が垣間見れるところだと感じた。

第二に児童館側の対応は正当なものだったと思うという点。
ブログの記載によると最初に応対した児童館の職員は、1人は抱っこしたままだからダメだろうかという熊田さんの話を受けて、別の職員もきて話し合った結果、やはり、ダメだという事になったらしい。
一人の判断ではなく、複数の判断で下した判断ならある程度の客観性はあると思う。
そうでなくても、抱っこしている子供は遊ばないから人数に入れないというのは、判断が甘いと思う。
単純に数でみればいいように見えるけれど、大人は子供が危険な状態にならないように注意し、もしもの場合には即座に対応できる状態にいなければならないはず。
子供を抱いていては、行動は制限されるはず。
だから、断られたのだと思う。
他の児童館では普通に入れるということに関して言えば、この児童館の遊具は大型で他の児童館よりも危険性がやや高いから特別なルールを設けているんじゃないだろうか。
そういう親は子供を守るためのルールを無視して利便性を強調するのに、事故が起こったら児童館の管理が悪いと言いそう。
子供は国の宝とかいうけれど、そこには熊田さん家の国の宝だけじゃなく、他の家の国の宝だって遊んでるんです。
そして、宝石は無頓着にひとつの入れ物に入れていたらお互いに傷つけあって輝きを失ってしまうかもしれませんよ。
そういうことでも対応として悪くなかったと思う。

第三に融通とは、サービスなどであれば利用者(熊田さんだけでなく他の方も含む)に差しさわりがない程度で利かせるもので、他に迷惑をかけてまで利かせるものじゃないと思う。
まかり間違えば、熊田さんに不利益があることだって考えられる。
公共施設というのはそういうもの。
誰もが使えるところは、誰もが他の人と協調して使うもので、その中では期待できるサービスが受けられないことだってある。

だから、単純にルールはルールというわけではなく、今回のルールは子供たちの安全のために妥当で意味のあるルールだと思うので、守るべきものだと思う。
変な腹いせをすると、公共施設のルールは、利用者のためではなく施設側の身を守るためのモノになっていってしまうんじゃないかなと思います。


ところで、今回の騒動について面白い意見がありました。
テレビ番組のコメンテーターなどで、熊田さんを擁護している方が複数いたらしいんですが、どれも男性だと。
児童館の現状や、育児中のお母さんたちの苦労を「わかってるよ~」みたいな感じで擁護しているけど、ぜんぜんわかっていないというような内容です。
母親の肩を持つことで、見る人たちの支持を受けたかったようだけど、今回の件は、ルールを曲げることで、他の人たちに迷惑や無用な危険を押し付けることにもなりかねないと考えている女性も多かったようですね。
確かに調べてみると、男性コメンテーターの名前ばかりが出てましたね。
やはり、男はわかってないんですね。
反省。

また、女性記者の記事で、熊田曜子さんの「自分のミス」と人を非難しない大人な対応というようなものがありました。
それもひとつの見方なんだろうなと思いましたが、基本的に児童館側が悪いという意見の記者さんなんだなと思いました。
確かに、3人以上のお子さんを育てているお母さんもいるわけで、苦労も3倍とは言わないまでも、少ない人数よりは余計に大変なことも多いはず。
そう考えると、人件費などの経費や人材、システムなどの問題があるとはいえ、変えられるなら変える努力も必要なのかなと思いました。
ただ、サービスを提供する側が利用者に対して、どんな場合でも希望をかなえるのが当たり前というような考え方は、正しいか正しくないかはともかく、横柄で自己中心的な態度だと思います。
お互いに敬意を払って、尊重しながらサービスを提供したり、されたりというのが一番好ましいかなとは思いますね。
今回のことでも、要望を伝えること自体は悪いことではないと思いますし、迷惑をかけない程度に融通を利かせられるのなら利かせられる方がいいですしね。
ただ、正当と思われる理由でかなえられなかった場合に、逆恨みするぐらいなら、事前にちゃんと調べて、ルールに沿った利用を心がけるべきなんだと思います。
子育て中は、ある程度優先されるのが当然の理由ではあっても、水戸黄門の印籠ではないということは、勘違いされている方にはわかってほしいですね。
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