点は、より善きを目指して線へと縦に伸びる。
点同士が互いを思いやって伸びるために思いはひとつに結合していく。
そして、伸びていった線はやがて横へと広がることを知る。
権利を求めて、広がっていく。
協力する者、使役して広がる者、それに遅れる者。
差が出てくる。
さらに、広がり続けた面は、欲望のままに高さを求める。
同じだけの高さを求め、叶わないまま拡大しようともがき続ける。
協力する者はほとんどなく、使役する者とされる者へと分かれていく。
いびつで、不確かな膨張が、敵を作り、つぶしあっていく。
起こるのは空間の取り合い。
しかし、多くの者が点にすら戻ることができずに、消えてしまう。
その中で、当然のように広がっていくことに腐心した者達が気づく。
点であり続けられるだけよかったんだと。
あとはその繰り返し。
世界はそんなに広くはないのに。
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