アメリカンフットボールてきとう入門 第七回

今回は攻撃の要、ランプレーとパスプレーについてお話したいと思います。

簡単にいうと、ボールを持って走るのがランプレーで、ボールを投げて誰かにパスするのがパスプレー。
単純です。

ランプレーのメリットは、ボールを前に運んだら運んだ分だけ前に進めること。
ボールを持った人(ボールキャリア)が敵チームの選手に両脇をつかまれて、押し戻されたとしても、最も進んだ地点から次のダウンが始まります。
デメリットは地上を走るため、常に敵の妨害を受ける。
なので、ワンプレーで前進するのは10yd未満の場合がほとんどです。

パスプレーのメリットは、一気に大きく前進させる可能性が高いことです。
パスプレーには確実性の高いショートパスと、確実性は低いが一回でファースト・ダウンを取れる可能性が高いロングパスがあります。まあ、距離の問題なのでミドルパスも存在するわけですが。
これはパスを投げる人の肩の強さによりますが、20~40ヤード投げたりします。
デメリットは、パスは成功か失敗かのいずれかなため、失敗すると一切進むことができません。
しかも、選手はスタートの時点でボールより前に出られないため、キャッチする選手が目的地付近に到達するまでの時間は投げることができません。
その間に、パスを投げようとボールを持った人がタックルを受ける危険性があります。
これは遠くに投げようとすれば投げようとするだけ長くなり、危険度も増すということです。

実は、このほかにもパスにはメリットがあって、パス失敗(パスインコンプリート)の場合には試合時間が止まります。
でも、これは今の段階ではメリットになる意味がわからないと思うので別の回に説明したいと思います。

ただし、気をつけなくてはならないのは、ランプレー、パスプレーと分けましたが、ルール上はボールデッドの状態になるまで、プレーが続きます。
ですから、ちょっと走ってからパスとかパスしてキャッチした人が走ることが可能です。
実際の試合でも、そういう場面はよくあります。
つまり通常は、その前後の走る・走らないに関係なく、パスを投げたらパスプレー、それ以外はランプレーと思っていただければいいです。
しかも、パスを貰った人が走るのは当たり前なので、「ラン・アフター・キャッチ」という言葉もよく使われます。
つまり、取った後の走った距離。
試合はなどでは、「ラン・アフター・キャッチはそれほど(距離)出ませんでしたね。」と言った具合です。
ランからのパスについていうと、前方へのパスは、パスする人がプレー開始の時にボールが置かれていた場所よりも前に出てからは投げることを禁止されているために、主に押し寄せてくる敵を回避するために行われるため、重要視されません。
距離の獲得(ゲイン)に結びつかないわけですね。

もう一つの注意点は、ランで進んだ分は敵に下げられても、最も進んだ地点からと書きましたが、例外があって、敵を回避しようなどの理由からボールを持った選手が、自らの意思で下がった距離に関しては回復しません。
つまり、10ヤード進んで、正面に敵がいたために回り込もうと後ろに2ヤード下がったときに敵に倒されると、8ヤード地点から次のダウンが再開されるわけです。

ちょっと複雑なルールも説明しましたが、パスとランの二種類の攻撃方法があり、それが組み合わされることがあるという程度の理解でかまいません。
後は、見ていけば徐々にわかってきますので。

次回は覚えておいた方がいい、ポジション名と役割です。
全部のポジションは紹介しませんので数は少ないです。
お付き合いのほどよしなに。

関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント