アニメ「新世界より」より(23話ネタバレアリ)

いやぁ、乾さん。先週の予告でフラグがっちり立てたなと思ったら、本編でもあからさまに立て、そしてしっかりとですね。
乾さん。キャラ薄いわりに手前は好きなキャラなので残念でしたが。最後まで登場してもいい味出したでしょうに。

しかし、アニメ「新世界より」はなかなかいいですね。特に気に入っているのが、死に際のメリハリですね。
通常、伏線あるいは伏線めいた意味合いを持たせる場合以外、登場人物の死は確定的に見せるアニメが多く、それはそれで変に注意力をそがれることなくストーリーに集中できるいいことなのですが、このアニメが醸しだすリアリティとこういった事件が起こったときの死体を見ることなく「死んだもの」として進まなければならない現実とがうまく同調して、惹き込まれますね。
一方で、惨たらしい死も連想をかき立てる表現で見せてくれる。いいですね。

「サイコバスター」を手に入れ、「悪鬼」ではない(?)悪鬼に立ち向かう早季達。顔の無い少年の記憶も取り戻し、いよいよおおづめ。

個人的には、思い出されるのは「サマーキャンプ」の時の奇狼丸。明らかに奇狼丸は「キーパーソン(?)」ですよね。傷を負い、仲間を失い、忠義を尽くした人間に投獄され、奇狼丸は変化するのか、しないのか。前回、東京を訪れたのは何のためなのか? 気になります。

野狐丸には多くのバケネズミと一人の人間。
早季には数少ない人々と仲間と呼べるのかわからない一匹のバケネズミ。
この対比も面白いですね。

呪力の漏出によって世界を変え続けている人間は滅びるのか、生き残るのか。
どうなんだろう? ま、コレは十中八九生き残るんでしょうけど。


それにしても、アニメで得られる情報はどうしても限定されるので、小説を読みたくなりますよね。

一番、知りたいのは「攻撃抑制」や「愧死機構」を遺伝子に組み込んだ方法ですね。技術的なことではなく、「核兵器」でも見られるように、強大すぎる力は身を破滅させるだけだとわかっていても、お互いをそこまで信用できない。他者のみがその力を保有した場合には、その力の前に屈服せざるを得ない恐怖に勝てず、捨てることはできない。
愧死機構も相手を屈服させる意味での呪力を捨てる行為に等しい。となると、「愧死機構」の組み込みを免れた者の出現により、一方的な支配を恐れる反対派は出そうなものです。人口も減ったとはいえ百人や千人とは思えないので、すべての人に漏れなくというのは難しい。
かといって、賛成派のみに愧死機構の組み込みをして、交配(?)により愧死機構を広めていくとなると、確実性に欠ける。
貴志先生はそこら辺を小説の中で描いてるのであれば、興味がありますね。本編に密接に関係しているわけではないので描いてないのが当然なんですが。
でも、色々と詳しい設定とかありそうなので、やはり、読んでみたくなりますね。

とりあえず、悪鬼で無いのに愧死機構の働かない人間でき上がった理由とは何か?

皆さん24話もお付き合い、よしなに。


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