2013ワイルドカードプレイオフ セインツ vs イーグルス

遅ればせながらワイルドカードプレイオフ第1戦は、イーグルスホームで行われたセインツ対イーグルスの試合。
セインツはワイルドカードの第6シードでの出場。
イーグルスの方が有利...とも言えない。
単純に比べられる指標とはなりえないものの、レギュラーシーズンイーグルスは10勝、対するセインツは11勝。勝率だけで言えばセインツの方が有利。
直接対決で雌雄を決することになるこの試合、興味深いです。

結果からお知らせすると、26対24でセインツが勝利。

内容はと言うと序盤はお互いに様子見。と言うよりプレイオフ初戦ということでディフェンスは両チームとも力を発揮していたと思いますが、オフェンスに関して言うと「負けられない」という思いから少し固いといった雰囲気。
イーグルスにすれば強豪でプレイオフ常連のセインツで超一流のQBドリュー・ブリーズが対戦相手であること。
セインツにすればプレイオフにおいてアウェイ戦で勝ったことのないジンクスがある。
両オフェンスとも「ミスせず堅実に勝つ」を目標にすえた感のあるどこかふわふわとした動き。
「勝つ」プレーと言うより「作戦を実行する」といった感じのプレーが目立った。
そのため得点が入るのは第2Qに入ってから。

そうした立ち上がりも得点が入れば固さがとれ、より本来のプレーとなる。
総じて勝敗を分けたのは、イーグルスがひとつひとつはそれほど致命的ではないもののミスを積み重ねてしまったことだろう。
ディフェンスで言えば、セインツのスニークに対し、してやられているにも関わらずアジャストして止めることが最後までできずに押し切られたこと。
だから、セインツとしては最後のスニークに関しても自信をもって選択できた。結果、ファーストダウンを獲得して勝利を99%確定させることができた。
全体的にプレイオフを慎重に戦うという中で、「大きなミスを犯さないために多少進まれることは仕方がないが致命的な大量得点にならないように守る」といったようなオフェンスの得点に期待を寄せたディフェンスだったように見えた。
そのため、ディフェンスからの強い圧力を感じなかったセインツは徐々に本来のプレーを構築できていたように思う。
完全に敵オフェンスにコントロールされていた。これは致命的であったように思う。
レギュラーシーズンならいざ知らず、1敗で終わりのプレイオフでこのディフェンスは正解のようでいて不正解だと思う。
もう一つ象徴的なのが、セインツが最後にFGしたシリーズの最初のセカンドダウン。
フィールドポジション的にも、時間的にも1つのファーストダウンが自分達をどんどん追い込むあの場面で、一発TDを回避したいのはわかるが引いて守るのは論外だろう。
一発なら時間が残る。逆にその時間を利用してTDを奪い返す意気込みがないものがスーパーボウルなどいけるはずがない。
つまり、「1点もやらない」という意気込みなしで敵を押さえ込むことなど不可能だろう。
オフェンスはと言えば、一番の要因としては最初のインターセプトを得点に結び付けられなかったことだろう。
もちろん、FGが失敗したことが痛かったが、問題はそれだけではない。
48ヤードのFGアテンプトだ。NFLキッカーといえど100%など望むべくもない。
問題は有利な位置からのスタートであったにも関わらず、序盤と言うこともあったのかこのチャンスを必ずものにするという気迫に欠け、慎重にプレーを考えすぎてその前の2プレーで大きくロスしてしまっていることだ。
直前のプレーは少なくとも投げ捨てるべきプレーだ。
単純には言えないが、この3点があれば試合は負けていない。
また、途中でもリードが多ければそれだけセインツに与えるプレッシャーは大きい。
プレーの幅をおそらくは狭められたろう。
前半で言えばイーグルスはインターセプトからの攻撃以外にはこれと言った得点チャンスを掴んでいないのだ。
攻められていないならチャンスはもらさず得点に結びつける必要がある。
逆に、ブリーズは2インターセプト(ブリーズの責任かどうかは別として)を喫していながら、堅実さを求めながら攻め気を失わなかった。
やはり、結果はセインツが勝つべくして勝ったということだろう。

そして、セインツが勝ったためにディビジョナルはシーホークスとの対戦となった。
見たい対戦だったので次も楽しみだ。

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