2013ディビジョナルプレイオフ 49ers vs パンサーズ

キャム・ニュートンの成長と共に好成績でプレイオフ進出を果たしたパンサーズと49ersの試合。
共に俊足をもったQB同士の対決となった。

パンサーズキックオフで始まった試合は、パンサーズ21番のマイケル・ミッチェルのアンネセサリーラフネスの反則で攻撃がつながったこともありFGで49ersが3点先制する。
そのあとのパンサーズの攻撃はファーストダウンを獲得して後のセカンドダウンでキャム・ニュートンの放ったパスがブランドン・ラフェルとのタイミングの微妙なズレで弾いてしまう。
それと49ers52番パトリック・ウィリスがダイビングキャッチ。インターセプトする。
ここでもパンサーズは反則を2つ献上して、49ersの攻撃を手助けする形となる。
ただ、TDは許さずにFGにとどめて6対0。
その後のパンサーズの攻撃はスクランブルを含むラン主体の攻撃でゴールライン目前まで行くものの49ersディフェンスにはばまれ4thダウンとなりギャンブルするもこれも止められて無得点に終わる。
もっとも、これで49ersも自陣エンドゾーンを背負った形の攻撃を強いられ、思うように前進できずにセーフティーは回避したものの前進することなくパントとなった。
こうなると、19番テッド・ジンJr.のリターンもあり、敵陣31ydsという俄然いい位置から攻撃を開始。
最初のプレーでキャム・ニュートンのTDパスが膝の怪我をおしての出場スティーブ・スミスにヒット。6対7と逆転する。
その後、49ersの攻撃は自陣を出ることなく終了。
パンサーズはまたも多彩な攻撃で49ersディフェンスを翻弄しつつゴールライン目前まで行くものの決定力不足を露呈。
結局、4thダウンとなりFGを選択。これを決めて6対10と点差をわずかに広げる。
続く49ersの攻撃シリーズは、相変わらすパンサーズディフェンスの速いブリッツに苦しめられつつも、キャパニックがパスを要所で繰り出し、最後はTDパスをTEのバーノン・デービスにヒット。
一旦はアウトオブバウンズの判定だったが、オフィシャルレビューの結果、判定が覆りTD。
これで49ersは逆転。13対10とする。
後半に入るとパンサーズはニュートンのランを封印し、リードを許しているにもかかわらずラン主体の攻撃スタイルにこだわったようなプレー。
徐々に49ersディフェンスがそれにアジャストしてくる。
逆に49ersはキャパニックのロングパスなどで大きく前進すると、キャパニックのスクランブルでTD。点差を広げ20対10とする。
次のパンサーズの攻撃も、ニュートンがサックを2回受けてパントとなる。
第4Qに入っても、49ersに流れたモメンタムは変わらず、RBゴアのロングゲインで得点圏にボールを進めるとFGでさらに3点を追加する。
ここに至っても、なぜかパンサーズはランを選択するプレーが多く、自ら時間を消費。しかも、敵陣に攻め入ったかと思った途端にインターセプトを食らう。
続く49ersのプレーでまだ時間はあるもののタイムアウトを使い切ると、攻め気の薄い49ersの攻撃を押さえたかに思えた3rdダウンでパーソナルファールで攻撃をつなげてしまう。
結局、時間を消費しきってそのまま23対10で49ersの勝利となった。

この試合、審判のコールがおかしい部分がたくさんあった。
パンサーズでは反則を取るのに、49ersでは取らなかったり、前半終了間際の49ersのレッドゾーンでの攻撃前のハドルで12人でのハドルに目の前で出て行く選手を目の前で見ていてもフラッグを投げなかったりと、どう考えてもおかしい。
しかし、パンサーズも前半はあれほどパスやニュートンのスクランブルを見せていたのに、後半はランの比率が異常に高かった。
しかも、ランが止められるようになってからも頑なにランを入れていた意味も、ビハインドによる時間の節約と言ったことからも理解しがたいプレーと言うしかない。
パンサーズはプレイオフにおいて勝つ気がないか、自分達のデザインしたシナリオの勝利に固執したかのどちらかにしか思えなかった。
もちろん、あの2度のパンサーズのゴールラインぎりぎりからの攻撃を防いだ49ersディフェンスはすばらしかったが、ランぱかりの単調な攻めでは的がしぼりやすく、49ersにしても幾分やりやすかったことだろう。
それに勝負を決定したインターセプトもニュートンのプレッシャーを受けたときのロングパスはギャンブルと言っていいインターセプト率を持っていると思う。
他のチームがプレイオフでミスを犯さないことを心がけている中で、中盤から後半にかけてのラン主体の攻撃をしておいてなぜあのパスなのかも理解できない。
ニュートン自体は成長し、成功率もどんどん上がっているし、技量も上がっているとは思うがプレイオフでやるのは負けて当然と言った選択だったように思う。
結局、キャパニックは決して上出来ではなかったし、パンサーズディフェンスも少なくとも前半は大いにキャパニックに気持ちよくプレーをさせなかった。
しかし、その優位のときにそれほど得点できないこれが敗因だったのだろう。
よりスーパーボウルへということのみに集中してプレーした49ersが勝つのは自明だったかもしれない。

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