第48回 スーパーボウル(5)

ブロンコスの攻撃。
このまま、無得点で終わってしまうのか?
と思った矢先、シーホークスのインターフェアによる1stダウン更新もあり、マニングがあとがないため背水の陣。
思い切ったパスを投げ始め、パスをヒットしてついにTD。2Pコンバージョンも成功させる。
36対8だが、もしあと4TDをあげられ、これ以上シーホークスに得点させなくてももう1回は2Pを成功させなければOTを覚悟しなければならない。

ブロンコスはオンサイドキックを選択。
しかし、オンサイドキックは失敗。
ハーフウェイライン付近でシーホークスの攻撃となる。
オフェンスラインのホールディングにより1stダウン20となるが、ブロンコスディフェンスはシーホークスを止められない。
ウィルソンのパスが次々と決まり、TDで43対8。

ブロンコスの攻撃。
4thダウンギャンブル失敗。

シーホークスの攻撃。
第4Qは残り10分を切る。
ラン主体の攻撃で、なおかつ3rdダウンまでもつれて1stダウンを更新されると言う攻撃を繰り返されて時間を消費される。
なおかつ、3rdアンド1をブロンコスディフェンスが止めたところで、FG圏内にも関わらず4thダウンギャンブル。
ポジション、スコア、モメンタムすべてが完全優位に立っているからのギャンブルとは言えないギャンブル。
失敗するも大勢には影響がない。

ブロンコスの攻撃も更新できずに止むを得ずの4thダウンギャンブル。
しかし、マニングの手を叩かれてファンブルリカバーを喫するも結果は同じ。
4分をきり、エースQBにアクシデントがないように下げる余裕の展開。
時間を消費するのみ。
ブロンコスも不必要なTOを取ることなくフィニッシュ。

最終スコアは43対8。

ブロンコスで言えば、得意の攻撃パターンをそれほど出さずに敗退した。
おそらくはシーホークスが研究済みのブロンコスの攻撃パターンを変えようとしたのかもしれない。
しかし、それがうまく機能しなかった。
おそらくは、短いパスでパスラッシュや深いゾーンのコーナーバックをつり、それからロングパスをヒットさせ、かつ、ランを織り交ぜてかく乱しながら得点を取っていく作戦だったのではないか。

しかし、プレイオフやシーズン後半で見せていた時折見せているプレーだったので、シーホークスは序盤からこの浅いゾーンを固く守るようにしていた。
それがはまったために、ブロンコスは布石が打てずにそれでもその布石を追い続けてしまい、前半戦の無得点となってしまったように思う。
シャーマンの存在も大きかったろう。

逆に、シーホークスはタックル技術が高いにも関わらず、確実に決めるという意識が強かったのだろう。
人数がいないときでも最低でも数秒の足止めをするぐらいのタックルをしていた。
そのため、最終的には人数が集まりどこにいてもディフェンスが厚いように見えていたのではないだろうか。
ラッシュの人数も減らしていた。
だが、ラッシャーがブロンコスオフェンスラインを少人数でもかいくぐっていた。
一人でもマニングにたどり着けばいい。たどり着けない人間はオフェンスラインをひきつけているのだというような感じだった。
確かに、マニングはトラディショナルなスタイルのQBであるからよほどでなければスクランブルはしない。思い切っていけるのだ。
ウィルソンとの違いがディフェンスのラッシャーにとっては大きな違いとなった。
さらにシーホークスは初出場ゆえに、何が何でも勝つという気持ちがあったのだろう。
反則を取られる場面も多かったが、それ故にパスにおいても競り勝つことが多かったようだった。
逆に、ブロンコスは最高峰のスーパーボウルにふさわしいクリーンな試合をと考えるところがあったように見えた。
そして、強力攻撃陣のブロンコスに得点力で勝つために必須だったのがインターセプトとファンブルフォース。
得点チャンスを増やすだけでなく、敵の攻撃を止める防御的な意味合いが強い。
ブロンコスはここに注目していなかったように思う。
もとより、シーホークスはそれらによって大量得点をしているし、試合を優位に進めている場面が多い。
この対策が、特にファンブルに関しての対策が、ブロンコスにはできていなかったようだった。

全体を通しても、シーホークスよりもブロンコスのミスのほうが多く、後半はミスしないようにということにとらわれて思い切ったプレーができていなかった。それが負の連鎖を生んでいるようにも思えた。

ただ、やはりシーホークスの強力ディフェンスがブロンコスを沈黙させたということだろう。
しかし、マニングを擁したブロンコスは着実に成績を上げてきている。
来シーズンこそは。ファンとしてはそう思わずにはいられない。

ただ、最後に一言。
ブロンコスが負けたのは、当日会場でという最悪の状況でオードリー春日がブロンコスのユニホームを着ていたせいだ!!
(わからない人は『春日の呪い』で検索、検索ぅ!!)

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コメント

こんばんは

ブロンコス、残念でした。
マニング(でしたっけ?)、何も仕事ができませんでしたね。
シーホークスのスミス(?)が良すぎたのかな。
来年に期待!

Re: こんばんは

中年男児さんへ

本当に残念です。
マニングが調子を出そうとするところを完全に止められ手も足も出ない状況でしたね。
シーホークスのディフェンスがやはり最強だったと言うことでしょう。
スミスのタックルも正確でしたし、チャンセラーにはブロンコスの息の根を止められた感がありましたね。
ぜひ、来シーズンはビンス・ロンバルディ・トロフィーを手にしてもらいたいです。
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