自分の足で(その4)

あらすじ
知人の冷蔵庫購入に付き合わされた自分。
知人は当初決めていた冷蔵庫の購入を店員の勧めで、白紙状態にしてしまう。
どんどんランクアップしようとする店員さんには、一旦お引取りをいただいて相談すると、今度は買うか買わないかを迷う始末。
3日目に突入したくない自分は判断しやすいように策略をめぐらす。

「じゃあ、自分の中で買うとしたら、今一番有力なのはどれ?」

すると、知人は案の定1ランクアップの冷蔵庫のシャープ製と他社の同クラスの同じぐらいの冷蔵庫を指差す。

「これとこれ?」

『疑問形かぁ』

「じゃあさあ、ただ悩んでても結論でないだろうし、まずはこの値段からどのぐらい値引きしてもらえるか聞いてみようよ。」
「んで、K店さんにも行ってみて同じやつがあるか見てみる。」
「だって前回は例のクラスのだけ見ていたから、これがあったかすらわからないでしょ?」
「そして、あっちの値段を見てもし購入する気になるほど安ければ、決心つくんじゃない?」
「迷うようなら、今回やめてもいいんだし。」

「でも、欲しい気はするんだよね。」

『くそっ、面倒くさいなあ』

「まあ、その時はその時ということで、確定できる情報は確定しようよ。」

「ああ、そだね。」

何とか話がまとまり、店員さんを呼んで値段を聞いてみる。

一方で、知人はスマホに型番、寸法、値段などを入力してK店で同しものを探して比較するのに備える。

店員さんは、リサイクル料金のことや運送費がかかる場合があるためだろう住所を聞いてから、最終的な値段と諸費用を教えてくれた。

シャープ製は3万円以上の値引きで予想通り14万弱と相成ったが、他社製品は1万程度しか値引きにならず、知人もコレはないなという感じだった。

その金額を踏まえて、K店に行くことにした自分達は店員さんに正直に「他の店も見てみたいんでぇ」と言ってY店を後にした。

一気に購入まで持っていきたかったであろう店員さんはちょっと残念そうではあったが、敏腕らしく次の獲物を探してサバンナに消えていった。

そして、K店へ向かった我々はちょっとした驚きを体験する。(些細なことなので期待しないでね)

(つづく)

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