2014/09/20
2014week2 シーホークス vs チャージャース
チャージャースホームで行われたシーホークス対チャージャースの試合。結果は21対30でチャージャースが勝利。
昨シーズンのスーパーボウルチャンプを下した。
ウィルソン、リンチ、シャーマンの誰一人不調と言うわけではなかった。
すべてはチャージャースの運、プレーヤーの調子、さらに研究された作戦が功を奏した結果だった。
チャージャースのリバースは立ち上がりショートパスを連発して、一発でファーストダウンを取りはしないものの、確実にゲインを重ねて3度の攻撃をフルに使ってファーストダウンを取ってきた。
ビッグプレーを狙わずに、強力シーホークスディフェンスにつけいる隙を与えなかった。
それでもシーホークスディフェンスはチャージャースオフェンスをショートゲインに抑えて、その役割を果たしていたと思う。
しかし、ロスもターンオーバーとなるようなプレーもチャージャースは許さなかった。
ショートパスでのゲインで確信をしたか、リバースはマシューズのランを織り交ぜる。
いつの間にかラン一辺倒になったかと思うと、今度はミドルあるいはロングパスを狙う。
まさに的を絞らせない攻撃で、シーホークスにリズムを作らせない。
そして、シーホークスのオフェンスでは、チャージャースはキックオフを利用して多種多様な揺さぶりをかける。
結果、勝敗を分けたともいえるファンブルリカバーが生まれる。
ウィルソンもいつも通りの正確なパスと、リンチのラン、スクランブルと強力な攻撃を繰り出し決してチャージャースに楽はさせない。
いつもであれば、このオフェンス力に敵チームはリズムを早められ、攻め急ぎ、強力ディフェンスの張った網にかかってしまうのだが、チャージャースはやはりほとんどを3rdダウンまで使って攻撃してくる。
これはこれで勇気のいる作戦だと思う。
強力なディフェンスに止められる恐怖と戦わなければならない。
自信があっても、それを信じきることは難しかったろう。
しかし、チャージャースはすばらしいパフォーマンスを見せた。
結局、タイムポゼッションでほぼ1:3とシーホークスに3倍する時間を攻撃し続けてシーホークスディフェンスに疲労を強いた。
ウィルソンにはリズムよくタッチダウンを決められても、次の攻撃シリーズまで時間をかせぎ、ウィルソンにとってのいいリズムを断ち切っていた。
マシューズが怪我で戦線を離脱した後、ランオフェンス力が落ちたが、それでもチャージャースの勝利は動かなかった。
チャージャースが作戦通りに試合を動かし、シーホークスを破った。
とても見ごたえのある試合だった。
大胆な作戦を立て、見事に実行しシーホークスを破ったチャージャースはカッコ良かった。
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