知識をひけらかして、墓穴を掘る

過日、またもや例の知人と例のセブンへ。

セブンイレブンには何のきっかけなのか『東京スカイツリー』の『天望デッキ』への入場の広告みたいなものが載っていて、入場料を列記してあった。

目ざとく見つけた自分は、ひとつ「ふふん」と鼻を鳴らして、あごを上げ、見下すように知人の方を向くと高らかに宣言した。

「問題です!」

当然、やれやれといった表情なのだが彼は付き合いがいい。

聞いてやると言わんばかりの顔をして、「なんですか?」と返事をする。

自分はスカイツリーのポスターを指差して出題する。

「あのスカイツリーのポスターには普通はそういう文字は使わないのにあえて通常とは違う文字を使っている部分があります。それは、どこ!!」

目を凝らしてポスターを見る知人。

「でも、ちっちゃい字はオレ見えませんよ」

「大丈夫、そんなちっちゃい字じゃないから」

「えっ、『東京スカイツリー』じゃないですよね」

「いや、それよりはちっちゃいけど、デカイ字だ」

「だとすると、もう『天望デッキ』のところぐらいしかないですけど」

「ああ、そっか! まあ、いいだろう。そう、問題は『天望デッキ』だ!」

もう、ほとんど答えを言ったも同然なのだがわからない知人。

「ええ、『天望デッキ』の文字は普通ですよね」

じれた自分は財布から遣いもしないのに無造作に受け取って、場所をとっているレシートの一枚を取り出す。

裏返しにして白紙部分を使い、さらに文具系が売っているところにあるお試し用のボールペンをとると知人に渡し、

「チミチミ、ココに『テンボウダイ』と書いてみたまえ」

と彼を促す。

「はい、こうですか?」

スラスラと書いた文字は、『天望台』。

それを見て、自分。

「そう、望遠鏡なんかで空を見るのは『天望台』...」

と言いながら、余白にもう一つ文字を書く。

「でも、こういう周囲の景色を一望する方のテンボウダイは『展望台』なのだよ」

小悪魔の知人が自分をのせる。

「ああ、そっかあ。言われてみれば『天』じゃなくて『展』ですよね。こっちの展望台かあ」

鼻高々に宣言する自分。

「そうなのだよ。『テンボウダイ』にはふたつのテンボウダイがあるのだよ。ワハハハハ!」

といい気分が最高潮になったところで知人が真顔でぼそりとのたまう。




「でも、望遠鏡で星を見るのは『天文台』じゃないッスか」

いぃぃぃぃぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

「はい...その通りでごぜえやす...」

関連記事
スポンサーサイト



コメント

No title

こんばんは。

先日セブンイレブンで、ポイントの高い栄養ドリンクを早速購入しました。
風邪気味なので飲んでます。
あ、今回の記事にまったく関係ないですね。ゴメンなさい。

Re: No title

らこささんへ

> こんばんは。

こんばんは!

> 先日セブンイレブンで、ポイントの高い栄養ドリンクを早速購入しました。
> 風邪気味なので飲んでます。
> あ、今回の記事にまったく関係ないですね。ゴメンなさい。

いえいえ、お役に立ったのならなによりです。
気味の内に治して、ぜひとも素敵な写真をたくさん撮ってください。
楽しみにしてます。
あと、おせっかいで申し訳ありませんが怪我にも注意してください。
寒くなりますので、ご自愛ください。^^

No title

こんにちは。

お気遣いありがとうございます。
次の連休に帰省する予定ですので、怪我には気を付けます^^
何せおっちょこちょいですので^^;
非公開コメント