2014week8 ライオンズ vs ファルコンズ

イギリスのロンドン、ウェンブリースタジアムで行われたライオンズ対ファルコンズの試合。

結果は22対21で前週に続いてライオンズが逆転勝利を飾った。

序盤、ファルコンズのパスが好調で、ランも良かった。

開始2シリーズ連続でTDを上げ、14点を獲得。

ファルコンズディフェンスもライオンズを沈黙させ、殆ど自陣に攻め入らせることがなかった。

ライオンズは全体的な印象として、QBスタフォードがすこしズレている印象。

パスが大きくではないが微妙にズレていて、レシービングに頼ったパスだった。

そのため成功率も上がらず、ファーストダウン獲得も難しい。

前半は完全に不完全燃焼のライオンズと言った印象。

結果的にファルコンズは前半ライオンズディフェンスに止められる事はあるものの、結果的に最初の2TDのほか、第2Qに1TDをあげて21対0とライオンズを突き放す。

このまま、後半もこのリードを守ってファルコンズが勝利をおさめるかに見えた後半にライオンズが息を吹き返した。

相変わらずスタフォードのパスのズレはあるものの、ファルコンズディフェンスに対しうまくアジャストして要所でゲインを重ねる。

さらにライオンズは個人個人の能力の高さに加えて、大きなビハインドを背負ったときに高い集中力を発揮するように見えた。

そのためスタフォードの微妙なズレをものともしないキャッチが、じわじわをファルコンズディフェンスを蝕む。

スタフォード自体も、パスのセンスは跳びぬけているから要所ですばらしいパスを演出する。

こうして一気にではないがFG、TD、FGとじわじわとファルコンズに追いすがった。

逆にファルコンズはライオンズディフェンスに阻まれ、思うように攻撃できない。

追加点が欲しい場面で焦ってインターセプトを食らうなど、前半とはうってかわっての及び腰。

だが、ライオンズに21対13からのTDを決められるも、同点に追いつきたいライオンズの2ポイントコンバージョンを阻止して、21対19で踏みとどまる。

もはや第4Qも4分を切り、ファルコンズの攻撃。

ファルコンズとしては時間を消費しつつ、ファーストダウンを重ね、ライオンズにタイムアウトを使い果たさせたいところ。

思惑は半分成功し、ライオンズにタイムアウトを使い切らせ、2ミニッツにも突入した。

しかし、残りあと1分40秒あたりでパントに追い込まれる。

自陣深い位置からとは言え攻撃権を得たスタフォードは、得意の高速パスを駆使して敵陣へ。

60ヤード以上のFG成功記録を持つキッカーのマット・プレーターを擁するライオンズとしては、高確率でFGを決められる位置まで攻め込む。

しかし、ここで両チームがちぐはぐな動きを見せる。

敵陣31ヤード、スパイクでファーストダウンを消費しての2ndダウンでランプレーをしたライオンズは1ヤード程度のゲイン。

黙っていればライオンズがスパイクを余儀なくされて4thダウンに持ち込みFGさせられたにも関わらず、ファルコンズがタイムアウト。

FG圏内に入ってしまったので時間を残そうと思ったのかもしれないが、もはや30秒を切った時間を温存してもファルコンズまで回ることはないだろうし、黙ってスパイクさせたほうが時間が残っただろう。

むしろ、ライオンズは3rdダウンを使うことができて選択肢が増えたという不可解なタイムアウト。

次いでタイムアウトがもう残っていないライオンズが残り25秒、3rdダウンでランプレー。

少しでも進みたかったのかもしれないが、ファーストダウン獲得は難しい状況。

残る秒数も10秒少々なはず。

その後、クロックが止まらない状況でキッキングチームがフィールドに出てきてFGを決めるにはきわどすぎる。

出来る自信があったのかもしれないが、定石ではライン際のパスが常套手段だろう。

結果的に敵にホールディングの反則があり、ファーストダウンを獲得したためクロックも止まり、事なきを得たがこれも不可解なプレー。

インターセプトを警戒したのかもしれないが、FGが蹴れなければ本末転倒だ。

さらにライオンズに運が味方する。

その後、ニーダウンで時間を合わせ、スパイクで時間を止めるとマット・プレーターが登場。

ここにマット・プレーターがいること自体が運とも言えるが、さらに最初にプレーターが蹴ったFGはノーグッド、外れてしまったのだ。

これで万事休すかと思われたが、このプレー自体が既にディレイ・オブ・ザ・ゲーム。

5ヤード罰退しただけで、やり直しとなった。

ファルコンズのヘッドコーチは、できるものならディクラインしたかったことだろう。

名手プレーターが二度も仕損じることはなくFGは決まり、ライオンズが逆転勝利となった。

結果、前半はファルコンズのみが得点し、後半はライオンズのみが得点した試合となった。

ライオンズの個人のスキルの高さと、集中力が目立った試合だった。

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