2014/11/12
2014week10 49ers vs セインツ
セインツホームのメルセデス・ベンツ・スーパードームで行われた49ers対セインツの試合。結果は、27対24で49ersの勝利。
共に4勝4敗の5分の勝率でぶつかったが、地区順位で言うと49ersが3位なのに対し、セインツは1位。
セインツが得しているようにも思えるが、地区全体の成績がよくないのでワイルドカードはこの地区は望み薄。
そう考えると49ersは2位に上がるだけでもプレイオフ進出の可能性が。
どちらにしても、実力は折り紙つきながらやや低迷している両チーム。
だが、試合はまさに実力伯仲と言った様相となった。
49ersキックオフで始まった前半、セインツの攻撃は3アンド8となり、ここで放ったブリーズのパスを41番アントワン・ベセアがインターセプト。
リターンも出て、ターンオーバー後の49ersの攻撃は敵陣19ヤード。
これをセインツの反則にも助けられ、1分強のドライブで最後はゴアのTDラン。
さらに今度はカルロス・ハイドのTDランで14対0とセインツを突き放す。
しかし、セインツもこの試合始めてのファーストダウンを奪うと、第1Q終了間際に敵陣深くまで侵入。
TDはとめられるものの、FGで3点を返す。
続けて、第2Qに入ると49ersのラン主体の攻撃を止める。
そして、セインツもラン主体でじわじわと進むと、最後はブリーズのロングパス一発でTD。
14対10まで追い上げる。
だが、49ersもその後の攻撃をTDにつなげ21対10と再度突き放す。
その後、ラン主体の攻撃のためか残り時間は5分を切っていた。
セインツは3rdダウンに追い込まれ、ブリーズがここぞとばかりに見事なロングパスをデリバリー。
しかし、レシーバーがこれをドロップして攻撃権が移動。
その後も、どちらも攻撃が思うようにつながらなかったが、残り時間が少なくなってきたところで49ersにいいポジションでの攻撃が回ってくる。
ところがその最初のプレーでキャパニックがボールをファンブル。
それをセインツにリカバーされて敵陣からの攻撃権を得たブリーズだったが、攻め込んでの3rdダウンでこの攻撃が失敗すればFGで3点は確実というポジションからブリーズが放ったTDパスは49ersにインターセプト。
正直、ディフェンス3人が集まる場所になぜこのタイミングで危険なパスを冒したのか。
今日のブリーズはややパスに疑問符が付くものが多い。
とにかく、これで命拾いした49ersは21対10の11点差で前半を折り返した。
このまま49ersペースで試合が展開するかと思われたが、後半に入るとセインツが第3QにTDを上げて21対17とする。
さらに、第4Qに2ミニッツ明けで敵陣レッドゾーンからの3rdダウンで、セインツがTDを決めて逆転する。
そして、49ersは思うように進めずに残り1分を切り、さらに自陣22ヤードで4thアンド10に追い込まれる。
ここでキャパニックがビッグプレー。
一気に敵陣27ヤードまでのロングパスをヒットして、TDはならないもののFGで同点に追いつく。
しかし、ブリーズもグラハムにのこり5秒で3本目のTDパスをヒットしたかに見えたが、このときグラハムがパスインターフェアランス。
結局、同点のままOTにもつれ込む。
OTはセインツの先攻。
しかし、両チームが決死のディフェンスに阻まれてFG圏内に入ることができない。
そうして向かえたOTセインツのセカンドシリーズ。
1stダウンを更新した後、ブリーズが相変わらずのブリッツから逃げながらターゲットを探しているところに、後ろからサック。
ボールをファンブルし、これを49ersがリカバー。
これは完全にFG圏内だったので、そのままFGを決めた49ersが勝利をおさめた。
これで、セインツは痛い1敗。
49ersは値千金の1勝を上げた。
オフェンスはドロップも多く、動きもよくはなかった。
しかし、両チームのディフェンスが光った試合だった。
スタッツ通りに数字的に圧していた49ersに勝利が舞い込んだ結果となった。
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