2014week11 ペイトリオッツ vs コルツ

コルツのホーム、ルーカス・オイル・スタジアムで行われたペイトリオッツ対コルツの試合。

結果は42対20でペイトリオッツが勝利。

この試合は完全にペイトリオッツの現在の実力と今後の活躍を見せ付けるための試合のようだ。

ブレイディなのかベリチックなのか、わからないけれどベリチック的な相手の守備の入れ替えを見越してのクイックスタートでの反則の誘発。

堅実さと大胆さが混在した強さ。

連覇したペイトリオッツの復活祭のような試合。

これはコルツの調子が悪かったわけではない。

確かにレシーバー陣ドロップも決して少なくなく見られはしたが、ラックらしい状況判断と沈着冷静さ、不敵なパス攻撃など充分に見られた。

しかし、終始ペイトリオッツディフェンスはラックに襲い掛かり、ラックはそれを冷静に捌いていた。

捌いていたのに捌ききれなくなったという自分の感想。

並のQBならサックを食らいまくりだろう。

コルツオフェンスも攻めていた。

特に、苦しいときに活躍してくれたフリーナー、安定感のレジー・ウェインは第3Qまで仕事をしていた。

させなくしたのはペイトリオッツだと思う。

徐々に網を狭め、コルツを追い込み仕留めた、そんな試合だった。

内容的にはコルツのファーストシリーズをあっさり3アンドアウトに仕留めると、それで得た好位置の攻撃で抑えられそうで抑えられないというじりじりとさせるような攻撃で最後はグレーのランでTD。

その後は、コルツのラックが自慢の大胆なロングパス2回レジー・ウェインに的確にヒットすると、敵陣15ヤードまで攻め込む。

しかし、この日を象徴するようにあと一押しを決めさせないペイトリオッツディフェンス。

結局、FGで7対3に。

このあと、ブレイディがインターセプトを食らうが、そのその攻撃を自陣まで進めることはさせずにパントに追い込む。

第2Qに入ってペイトリオッツの攻撃シリーズは自陣4ヤードから。

しかし、2回のファーストダウン獲得であっさりとこの危機を脱する。

ただ、ここから4thダウンに追い込まれてパント。

そして、コルツの攻撃は最終的にお返しとばかりにペイトリオッツにインターセプトを食らう。

それをペイトリオッツがドライブし、最終的にはグレーのランでTDを奪う。

その後は両ディフェンスが踏ん張ってコルツがパント、続くペイトリオッツはまたもブレイディがインターセプト。

ブレイディにしては珍しくサックされかかった状態から苦し紛れのパスがインターセプトとなった。

迎えたコルツの攻撃は敵陣23ヤードと絶好のポジション。

ラックからニックスへのホットラインが開通してTDで14対10。

前半残り時間が55秒。

これをペイトリオッツはニーダウンで流す。

やはり、前半である程度の手ごたえを感じていたのだろう。

後半に入っても、圧しているのはペイトリオッツだが、点自体は交互に入れるような状態。

違うのはペイトリオッツがすべてTDなのに対して、コルツはFGどまりの点数が2度あったということ。

ここで点差が広がり、第4Qにカストンゾをレシーバーに使い、アンバランスフォーメーションで攪乱したコルツのトリックブレーでTDパスを決めたあとのペイトリオッツの得点で15点差となった。

2ポイントを1回成功させる前提で、2ポゼッション差。

残りは8分43秒。

ペイトリオッツのグレーのランを止められず、3アンドアウトに止められたペイトリオッツの攻撃がないことを考えると、コルツには時間がなかった。

そこでの自陣での4thダウン。

ギャンブルは当然の選択だったろう。

この賭けにコルツは負けた。

いい位置から攻撃にブレイディが点を入れないわけもなく、さらにTDを追加されて22点差となった時点でこの試合は絶望的となった。

他のチーム、いや開幕当初のペイトリオッツであれば、ラックのいるコルツにわずかながら期待感が残っただろうが、今日の試合運びを見せ付けられると、完全に望みを絶たれた印象がぬぐえなかった。

それでもコルツは報える矢を一つでも多く番える気力をコルツは持っていた。

コルツもまたやはり強いチームと言う証だろう。

敵陣まで攻め入り、4thダウンギャンブルでは通ったかと思えるようなパスを投げたが、厳しいパスをレシーバーはドロップ。

のこり4分少々でペイトリオッツに攻撃権を渡すと、時間を消費され、ファーストダウンを2回更新した時点で残り時間が1分48秒。

タイムアウトは3つ残っているコルツだったが、合理的なスポーツを合理的に考えてペイトリオッツがニーダウンで試合を終わらせた。

ブレイディは調子がいいとは言えなかったが、言えないのにこの強さというのがすごい。

そして、タレントがすごい。

もちろん、試合経過でも書いたグレーは大活躍の4TDだったし、難しいときのグロンコウスキー安定感はブレイディを大いに助けている。

止めのTDもグロンコウスキー。

ラフェル、エデルマン、ベリーンとオフェンスターゲットでも枚挙に暇がない。

しかもラン、キャッチ、リードブロックとなんでもこなすような戦力も多い。

コルツにもウェイン、フリーナー、ブラッドショー、リチャードソン、ヒルトンと秀でたタレントは揃っているのに、活躍させない。

完全にAFCの1位通過と目される筆頭となっている。

コルツにして見ればこの試合は悔しい試合だったろう。

ぜひ、このまま地区優勝を果たして、プレーオフでリベンジしてもらいたい。

コルツだってもっと強いはずだから。

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