【アニメ】新世界より 第5話 ネタバレあり

ふうせん犬が膨らむさま。そして、破裂。一瞬の出来事をややゆっくりと描く冒頭。

離塵は爆風を封じようとする。

早季たちが無事なのはそのおかげなのかもしれない。けれど、離塵は生物の生存競争の中から生まれた悪意とでも言えるモノに、その身を引き裂かれる。

ふうせん犬の骨は破裂した際に四方に飛び散り、誰かれなく殺傷できるよう鋭利な三股の刃先を形作っていた。

同じようなものを前に見たような気がしていたが、その謎はすぐに解けた。

カヤノスヅクリの偽卵が破裂したときに飛び出す、3話で「悪魔の手」と守がスケッチしていたものだ。

腹の中でこんなものが飛び出す。究極の悪意の成せる業だ。

この世界の動物はどうしてこんなに悪意に満ちた進化をしているのか。

ふうせん犬にいたっては生物と言うよりは兵器といった方がしっくりと来る。

ただ、ずっとバケネズミが呪力の発現しなかった人間を呪力で変えた存在だと思っていた手前の想像は外れていたようで、バケネズミは女王を頂点とした真社会性動物であった。

ただ、奏上役の今回登場したスクィーラは、慇懃すぎるほどに慇懃で、身分の上下にも従属的である。が、故に心底の見えないバケネズミだ。

言葉の端々に探るような狡猾さが見え隠れしているように思えてならない。

女王に食い殺されそうになる場面も、「あの時、早季が止めずに食い殺されていれば...」のタラレバ伏線のような気がしてならない。

そして、土蜘蛛の襲撃。くずれた光る天井は植物か動物のようであった。それが崩壊して、早季と覚を生き埋めにする。

それにしても、血塗られた歴史を聞かされ、呪力という武器を封じられ、唯一の頼みの綱「離塵」を失った早季たちの心の緊張は測り知れない。守られていた今までは、幻であったかのように感じられることだろう。

この困難を、どう乗り切るのだろう?

次週、予告から察すると早季によって覚の呪力の封印が解かれる? ということは、呪力が復活か?


(以下、あらすじ)

ふうせん犬の破裂により離塵を失う早季たち。現われる外来種のバケネズミ。

仲間は散り散りになり、覚だけが一緒だった早季。しかし、すぐにバケネズミの追っ手に捕らえられてしまう。

土蜘蛛とよばれる外来種。茨の牢に早季と覚を閉じ込めます。

その時、二人の緊張やストレスが高まったのか、性的な接触を行おうとする覚。応じる早季。

しかし、早季の脳内に流れるミノシロモドキの声。

「サルなんかじゃない」

人間なのだという気持ちと他者の計算通りに動きたくないという自尊心が行為を止める。

じっと見つめる、見張りのバケネズミ。

覚は面白半分にカヤノスヅクリの偽卵を与えてみる。おそらく、乱暴に扱って破裂して怒る。

二人の行為を邪魔したものへの仕返しのつもりだったのだろう。

が、バケネズミは予想に反して、本当に偽卵を丸呑みにしてしまう。

胃の中で破裂する偽卵。

再び、バケネズミから逃げる早季と覚。それを助けたのはバケネズミ「スクィーラ」だった。

スクィーラは人間に従属している塩屋虻コロニーのバケネズミだった。

コロニーで女王に面会し、早季たちを捕らえたのが土蜘蛛と呼ばれるバケネズミであること。数日前より塩屋虻との戦闘状態に入ったことなどを聞かされる。

スクィーラは早季たちに呪力で土蜘蛛を倒して欲しいと頼むが、呪力を封印された二人は受けることができない。

とりあえず、スクィーラをごまかして眠りにつく早季と覚だったが、土蜘蛛が塩屋虻に夜襲をかける。

いち早く察知した早季は、覚と共に脱出を目指すが生き埋めになってしまう。


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