地図ひと騒動

以前、またもコンビニに知人と行った自分。

雑誌を物色中、なんとなく地図のコーナーへと行って、またなんとなく地図の奥付を見た。

ご存知の方も多かろうが、奥付とは書籍などの印刷情報が記載されている部分だ。

出版社や印刷所、何年に初版が出版されたか、また、これは何刷目か、象嵌されているかとか、改訂されているかとか、いろいろな本の情報が載っているわけだ。

書籍によっては著者略歴なんかも一緒に写真入りで載っている場合もある。

そして、問題となる発行人も記載されている。

開けると『黒田茂夫』の文字が。

また、なんとなく別の地図を見るとまたもや発行人は『黒田茂夫』の文字が。

こうなってくると、気になってそこにある地図を全部開いてみたが、すべてが『黒田茂夫』なのだ。

ここで知人にこの話をすると、話は都市伝説的な様相を呈してくる。

この『黒田茂夫』さんは地図界の裏のドンで、この方の意向一つで地図の形状すら変えられるのではないかと、いい年の男二人が真顔で話し始める。

もちろん、本気ではないがこうも同じ人物のみが記載されていると、『もしや』が拭い去れない。

二人は地図と一緒に置かれている観光案内誌みたいなものに目を付けた。

「まさかね...」

まっぷるを手に取り、奥付を開くとやはり『黒田』の文字が...。

別のまっぷるも同じ文字が記載されている。

怖くなりかけたその時、知人が手に取ったのはるるぶ。

『秋田守』。

あれ?

結局はそこにあった地図のすべてが昭文社の地図で、まっぷるも昭文社の出版物だったというだけのことだった。

そして、『黒田茂夫』さんこそ誰あろう昭文社の代表取締役社長様であらせられたと言う、ただただ私めが無知で無礼な人間だったということでした。(知人もね)

そして、『秋田守』さんもJTB関連の出版会社の偉い人のようです。

こんなブログで名前を出してしまい、お二人には申し訳のしようもございません。

ところで、地図関連の話をしていたときに、『ゼンリン』の話をすると知人は『ゼンリン』自体を知らなかった。

皆さんはどうだろう?

ちなみにゼンリンはウィキペディアによると日本最大手の地図製作会社だそうで、GoogleマップやYahoo!ロコなどの地図検索サービスにもデータを提供しているらしい。

昔、ウチのパソコンにもゼンリンの地図データのソフトが入っていたので知っていた。

地図といえばゼンリンというイメージがあったため、知人が知らないといわれたときにはビックリしたが、『ゼンリンってどういう意味ですか?』と聞かれると知らない。

そこで調べてみると、てっきり『ゼンリン』の『ゼン』は『全国地図どうのこうの』という言葉の『ゼン』と何かしらの『リン』を頭とする言葉を略したものかと思っていたら、元は『善隣』という社名だったらしい。

『善隣』は『善隣友好』とか『善隣外交』などという言葉で使われることが多い。

善隣とは近隣の国と関係を良好に保つという意味で、善隣の創業者の方達が、隣国をよく知り、良好な関係を築けなければ良い地図は作れないとの考えから名づけられたそうです。

カタカタのゼンリンになって意味は聞くものには伝わらなくなってしまいましたが、そんな意味深い言葉からきていたとはまったく知らなかった。

意外な発見があるものです。

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コメント

勉強になります。

電脳高架橋さんへ

こんにちは^^

「黒田茂夫」さんは、社長様だったんですね^^;
それは知りませんでした。
というか、名前すら・・・(汗)

「ゼンリン」という社名だったことも、そして由来も
知りませんでした。
「善隣」と名付けた思いって、地図だけでなく
あらゆる場面にも必要な考え方ですよね。
今まで、何も思うことのなかった「ゼンリン」ですが
好感度アップしました!

それと年賀状。
ほんとに残念でしたね。
あれほど時間をかけて、消える時は一瞬。あっけないものですね。
悔し過ぎますよ!!

それより驚いたのは、電脳高架橋さんの穏やかさ^^
私だったら発狂して、「もーやだー!!!」って
ずーっとしつこく言ってますよ ^^;





ゼンリンって!

ゼンリンって、そういう意味だったのおおおおお!
びっくり。
知らなかった。

新しい知識(?)です。
ありがとうございます。

カタカナより漢字の方が素敵に思えるのはアタシだけ??

Re: 勉強になります。

yukoさんへ

> こんにちは^^

こんにちは!

> 「黒田茂夫」さんは、社長様だったんですね^^;
> それは知りませんでした。
> というか、名前すら・・・(汗)

自分もまったく知りませんでした。^^

> 「善隣」と名付けた思いって、地図だけでなく
> あらゆる場面にも必要な考え方ですよね。

そうですよね、地図製作に限りませんし、そういう思いで作られていると思うと素直に『すごいな』と思えます。
そういう心構えで自分も何事にも臨めるようになりたいものです。

> それと年賀状。

あ~っ。

> ほんとに残念でしたね。
> あれほど時間をかけて、消える時は一瞬。あっけないものですね。

そうなんですよね。
しかも原因がメモリ不足ですから、大もとは自分の責任とも言えなくもないんですが、セーブしないまま終了をかけたとか直接的なミスはしていない。
だから、余計に悔しかったです。
でも、yukoさんに共感してもらえただけで本望です。

> それより驚いたのは、電脳高架橋さんの穏やかさ^^
> 私だったら発狂して、「もーやだー!!!」って
> ずーっとしつこく言ってますよ ^^;

後ろをごくごく稀~に振り返らない男ですから。(キラリ!)
でも、さすがに同じ日に作り直す気力はありませんでしたが。
おかげでわけわからない絵柄が、よりわけわからないだろう絵柄へと発展を遂げました。
年明けにでも披露したいと思っております。
今年のことを考えるとブラックテイストが入ってしまったかとは思いますけど。
棺を数える羊よりはマシということで。

いつもコメントありがとうございます!

Re: ゼンリンって!

きたあかりさんへ

> ゼンリンって、そういう意味だったのおおおおお!
> びっくり。
> 知らなかった。

さすが! いいリアクション!!

> 新しい知識(?)です。
> ありがとうございます。

描いた絵画...書いた甲斐が、ありました。

> カタカナより漢字の方が素敵に思えるのはアタシだけ??

素敵で意味もわかり易いとは思いますけど、知人と話した結果、活字嫌いの人には親しみ辛いとかあまり一般的ではない画数の多い漢字の熟語だと中国系の会社と勘違いされるのではないかなどの理由でカタカタで意味を薄くして覚え易くしたのではないかということだと解釈することにしました。
社名にこめられた意味など自分達が知っていればいいことという気持ちもあったのかもしれません。

社名をひけらかさないところも素敵だと自分は思いました。
漢字も素敵ですけどね。

コメントありがとうございます。
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