【アニメ】新世界より 第6話 ネタバレあり

覚に呪力が戻る。

絶体絶命から脱する早季たちは、だがまだ危険の只中だ。土蜘蛛がいて、スクィーラがいる。

やはり、バケネズミは人間が圧倒的な力を持っているから従属しているだけなのか。当然といえば当然なのかもしれない。自分達が種として存在することを許してもらうために、人間のための仕事を押し付けられているのだから。

しかし、バケネズミが真社会性の動物となるとそこら辺に微妙な感覚の矛盾みたいなものを感じる。真社会性の生き物は完全に役割分担されていて、ワーカーはワーカーだ。女王のみが種の存続を担っていて、各々が平等などではない。むしろ、種を残すためには何があっても女王を守らねばならない。
アップルシードでも描かれた通り、生殖機能を失った種は緩やかに、だが確実に絶滅するのだから。
だが、ではもともとワーカーが間接的であれ種の存続に寄与する労働をすることは、虐げられているとは言えないではないのか?

感情的には納得できる結論が導き出せないですね。

まあ、それはさておき。早季の幻覚に最初に瞬が出てきたのは、早季の深層心理の多くの部分を瞬が占めているということなのでしょうね。

そして、早季は意外と狡猾ですね。結果オーライとはいえ、覚のマントラを知るためにあんな罠を仕掛けるなんて。もちろん、相手が覚だったからこそ、胸も痛まなかったんでしょうが。

とりあえず、サマーキャンプでの覚はがんばっているのにひどい目に遭ってる気もしますね。

しかし、土蜘蛛の変異体は何かの力によってその都度変異できるのか? でも、死んでも戻らなかったし、最後の大部隊には巨大なヤツもいたし、生まれる段階で操作してるのか。だとすれば、かわいそうな生き物だ。すると、ふうせん犬も犬の種類ではなく土蜘蛛ってことでしょうか?

謎が深まっていきますね。

スクィーラは心底が見えないし。子供の早季たちを騙して、人間を観察しているようにも見えますよね。


(以下あらすじ)

天井が崩れる。
間一髪、生き埋めを免れる覚と早季。
が、呪力が戻らなければ地上に出ることは絶望的な状況。閉じ込められた早季は幻覚を見る。
瞬が現われ、ミノシロが現われ、それはミノシロモドキへと変化する。
ミノシロモドキは虹色の光彩により、人を催眠状態にして動けなくする。
早季は思い出す。全人学級に入るために受ける清浄寺での儀式。護摩壇でのことを。あれも催眠を利用して行われている。
無論、離塵の行った呪力凍結も同様である。
とすれば、催眠状態にすることができ、その手順をなぞることができれば、さらに護摩壇での無瞋上人を真似ることができれば、凍結した呪力を再び付与することができるはず。
あとは、思い出せなくなったマントラが問題だ。無瞋は付与する際に耳元でマントラを囁く。が、マントラは他人には知られてはいけないものであるため、本人以外は知らないはずのもの。
しかし、過ぎしとある日の全人学級の教室にいる二人。早季と覚。早季はマントラの見せ合いっこを提案する。
見せ合うのは一瞬。だが、それは建前で早季の狙いは、見せ合うために紙に書いた際に、下の紙に残った文字のあとを使って、覚のマントラを知ることだった。
早季は覚のマントラを知っている。
疲労からかそれとも酸欠からか意識状態の低い覚。
早季は厳然と言い聞かせる。離塵の言葉を。
すすり泣く覚。
そして無瞋の言葉を。早季は最後にマントラを覚に告げる。
輝きだす、槍先。覚に呪力が戻る。
地上に脱出した二人は、まだあたりに潜んでいる土蜘蛛を攻撃する。
覚は安全を確保するためと言うが、追い立てるように次々とバケネズミを殺していく覚に早季は違和感を覚える。
覚は嬉々として、バケネズミを掃討していく。様々な方法で。
無力だった自分が、圧倒的な力を手に入れて、一方的に虐殺できることを楽しんでいるようだ。
さらに追撃しようとする覚に、早季は「いつもの覚じゃないみたい」と冷静になるように言葉をかける。
冷静さを取り戻す覚。
だが、今度は否が応でも呪力を使わざるを得ない状態に追い込まれる。
スクィーラが生き残った塩屋虻コロニー女王の親衛隊バケネズミと現われたのである。
早季たちの身を案じていたと言いながらも、その呪力を利用しようとしているような言動。
弱みを見せれば何をしてくるかわからないバケネズミに囲まれ、早季たちは力を見せなければやはり危うい立場にあった。
スクィーラの案内する安全を確認したという道には敵の伏兵があちこちに潜んでいた。そして、早季たちを幾度も襲ってくる。
その土蜘蛛たちは、いままで見てきた土蜘蛛と比べると奇形と言える姿をしている。だが、それは不思議とその役割を果たす目的に合致した形なのだ。
木に潜みむものは木の枝のような形に葉のような手を持ち、沼に潜むものは蛙のような姿。さらにはモグラのような形と土を掻くための大きく発達した爪を持つ前足のバケネスミが土を掘り進んで襲ってくる。
覚の呪力によって何とか難を逃れたが、どんどん疲労していく覚の姿に早季の苛立ちが高まる。
三度目の土蜘蛛の攻撃となる投石器による無数の大石が早季たちを襲う。覚が呪力で大石を送り返したりもしたが、波状攻撃はやまない。ついに、大石の一つが覚の呪力が及ばず、近くに落下する。
蜘蛛の子を散らすように早季たちをおいて逃げ出すスクィーラたち。
なんとか、敵の攻撃を止めることに成功したが疲労困憊の覚の元に調子よく戻ってくる、スクィーラ。
土蜘蛛を呪力で倒してくださいというスクィーラの言葉に、早季が思わず言い返してしまう。
「簡単に言わないで。覚は疲れているのよ」
これでは覚が呪力を使えなくなったら、もう呪力を使える者はここにはいないという事を暗に言ってしまったに等しい。早季はしまったと思うが言葉を戻すことはできない。
スクィーラは訝しげな顔つきをするが、そのことには触れずに行く先となる竹林の安全を確認しに向かう。
今度はスクィーラの言う通りに安全に竹林を抜けることができた。が、竹林を抜けた早季たちの眼前には、疲労しきった覚には絶望的な数と精強さを見せる土蜘蛛の大軍勢がいた。


1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25

関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント