スーパーボウル、見ますか? ③

今回は得点方法と攻撃方法について説明したいと思います。
得点にはタッチダウン、フィールドゴール、セーフティーの3パターンがあります。

セーフティーはちょっと難解で、かつ、あまりお目にかからない得点方法なのではじめは無視して構いません。
フィールドゴールは前回説明したように、成功すれば3点です。
タッチダウンがもっとも得点が多く、6点+αです。

タッチダウンはタッチダウンを取るプレーと、タッチダウンを取った後に与えられるボーナストライみたいなものの2プレーで構成されています。
先にタッチダウンは決められたフィールド(エンドゾーン)に、
①ボールを持った選手が走りこむ
②ボールを投げ込んで、エンドゾーン内でキャッチする

のどちらかで成功となります。

タッチダウンシーン動画

この動画は①のパターン。

エンドゾーンは下の写真で言うと水色で塗り分けられた部分です。
通常は、そのスタジアムをホームとするチームのチーム名が書いてあります。(写真はプロボール時なので『PROBOWL』と書いてあります)
201501andgoal02.jpg

ところで、エンドゾーンまで10ヤード未満でファーストダウンとなると、その一連の攻撃は10ヤード以上進むイコールタッチダウンなので、前回話した『1st & 10』と言う表示が『1st & Goal』となります。
下の画像でも赤で囲んだ部分が『2nd & Goal』になっているのが分かると思います。

201501andgoal01.jpg

話を戻して、タッチダウンを取るプレーについてはなんとなく分かったと思いますが、次にボーナストライについて話したいと思います。
アメリカンフットボールではボーナストライではなく、エクストラポイント、トライフォーポイント、ポイントアフタータッチダウンなどど呼ばれています。
ボーナスなのでボールはエンドゾーンのすぐそばに置かれます。
そこから1プレー(3回の攻撃ではない)だけして、タッチダウンかフィールドゴールをすると追加でポイントがもらえます。
タッチダウンは難易度が高いので2点。(ただし、このタッチダウンが成功してもエクストラポイントのプレーは付かない)
フィールドゴールは1点が加算されます。
通常は、確実に決められる1点のフィールドゴールが選択されます。
ですから、最初はタッチダウン=(6+1点で)7点と単純に考えてもいいでしょう。

得点方法については以上です。
ちなみにタッチダウンは画面にもタッチダウンの文字がでますし、会場も沸くので分かると思いますが、たまにビデオ判定で覆ることがあることは知っておいてもいいでしょう。
201501touchdown01.jpg

そして、攻撃方法ですが、
①ボールを手に持って走る(ラン)
②手渡しする(ハンドオフ)
③投げて渡す(パス)
の3パターンです。
ランについては分かると思います。
ハンドオフも前進には直接関係しませんし、見てもらえば分かると思います。
問題はパスです。
パスはボールを投げ、レシーバー(キャッチする方)がノーバウンドでボールを取る行為をいいます。



アメリカンフットボールのパスは基本前進を目的としているので、パスというと基本的には前に投げるパスを指します。
このフォワードパスは1プレーにつき1回しか投げることができません。
パスはノーバウンドでキャッチできなければ、ボールが進みも下がりもしなかったことになります。
そのプレー自体が無駄になってしまいます。
しかし、キャッチできればキャッチしたところまで、あるいはキャッチした後にランで前進すれば、倒されたところまで前進することができます。
このことから、パスは主に大きく進みたい時に選択されるプレーです。
ランの場合は倒されたところが次の開始地点になります。
主に着実に進みたい時に選択されるプレーです。

ところで、ここまで前進と一口に言ってきましたが、この前進は純粋に前に進んだ距離を言います。
どういうことかと言うと、下の図を見てください。

ここで赤い線で示されているのがルート(走った道のり)だとして、赤い線自体の長さは実寸にして30ヤード以上の長さがあるはずです。
しかし、『10ヤード進んだときファーストダウン』という時に換算する前進距離は50ヤードラインから30ヤードラインまでなので20ヤードということになります。
つまり、図の方向で言うと右から左に攻撃しているとして、前進は右から左への純粋に横方向に進んだ距離になります。
図で言う縦方向(進行方向に対しては横方向)の要素は距離に含めないので注意が必要です。
そのため、黄色い線を越えればファーストダウンという線も縦に直線が引かれているわけです。

ここでちょっと細かい話。(いっぱいいっぱいと言う方はまだ見なくてもいい話です)
倒されるとここまで書いてきましたが、タックルを受けてのダウン(倒れる状態)には、基準があります。
まずは、アメフト用語で言うと『ダウン・バイ・コンタクト(接触によってのダウン)』。
つまり、敵に接触を受けてのダウンであることが条件となります。
味方にぶつかったり、一人で転倒した場合には立ち上がって再び走っても大丈夫です。
次にどこからがダウンかですが、手を着いただけではダウンとはなりません。
肘、お尻又は背中、膝のうち、どれかが着ついた瞬間ダウンとなります。
ボールが進んだ距離もダウンとなった瞬間に決まります。
ですから、膝をついた後に手を伸ばしても伸ばした分は進んだことにはなりません。
もちろん、膝などがついてダウンになる前に伸ばした分は進んだことになります。

攻撃について、最低限必要なことは以上です。
次回は、その他の知っておいたほうがいいことを書くつもりです。

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