第49回 スーバーボウル(前半)

試合はシーホークスのキックオフ。
ペイトリオッツの攻撃は1度のファーストダウン更新に成功するも、シーホークスの堅い守りに阻まれてパント。
対するシーホークスも、ペイトリオッツのディフェンスを崩すことができずに3アンドアウト。
緊迫したまま、試合が進む。
ペイトリオッツはここでブレイディがシーホークスのスキを突くショートパスなどで、少しずつ前進。
確実に攻撃を進め、エンドゾーン目前まで攻め込む。
敵陣10ヤードからのペイトリオッツの攻撃は3rd and 6。
シーホークスの激しいパスラッシュに襲われ、ブレイディがエンドゾーンへ投げたパスを、シーホークスの20番、CBのジェレミー・レーンがインターセプト。
リターンは10数ヤード程度でそれ程でなかったが、得点が確実だっただけにペイトリオッツの痛手は大きい。

しかし、シーホークスも攻め手に欠け、ペイトリオッツディフェンスを打ち崩すことができない。
結局、このターンオーバーもシーホークスは得点に結びつけることができなかった。

対するペイトリオッツは、ショートパスはタイミングの厳しいパスを決めて、ファーストダウンを獲得するようになる。
またもエンドゾーン目前まで行くと、今度はラフェルにTDパスをヒットして先制。
エクストラポイントも加え、7対0とする。

だが、シーホークスもこのままモメンタムを持っていかれるわけには行かない。
比較的距離を出しているリンチのランプレーを固めて、ファーストダウンを獲得し、ペイトリオッツディフェンスを力でねじ伏せる作戦に出る。
だが、ペイトリオッツもリンチのランにアジャストしようとする。
そこを狙って、ラッセル・ウィルソンがロングパスをヒット。
一気に敵陣深くまで攻め入ると、一転、またもリンチのランでゴリ押し。
最後もリンチが押し込んでTD。
7対7の同点となる。

してやられ、見事に追いつかれてしまった感じのブレイディの胸中は穏やかではなかったのだろう。
第2Qも残り時間は30秒を切り、確実にFGも視野に入れた堅実なプレイにいくかというところでブレイディもロングパスのお返し。
レシーバーはもちろんグロンコウスキー。
モメンタムを手放さないことと、マッチアップの対格差を見抜いた冷静さと負けん気の混ざり合ったような見事なTDパスを、期待を裏切らないプレイでグロンコウスキーがキャッチ。
14対7とまたも突き放す。

前半残り時間は30秒。
このまま、リードで折り返すかと思われた試合だったが、ローバート・タービンのラン、ラッセル・ウィルソンのラン、そしてフェイスマスクのペナルティーで前進し、2つのタイムアウトを使って時間をコントロールして向かえた、残り6秒のシーホークスの攻撃は、ウィルソンのTDパスだった。
これを見事にルーキーWRクリス・マシューズがキャッチして、同点に追いつく。

ここで前半終了。

2ミニッツに入ってからの両チームの攻撃力もさることながら、両チームのディフェンス力が光る前半となった。
アジャスト力ではペイトリオッツだが、シーホークスの勝負強さはさすがだ。
また、パスプロテクションが幾分シーホークスの方がいい印象だったので、後半、ウィルソンにプレッシャーをかけることができなくなると、シーホークスの攻撃が爆発する可能性はある。
ただ、今のところ一歩先んじているペイトリオッツ。
当然、シーホークスをとめるプランも用意されているはず。
前半の内容からのアジャストも完璧にしてくるだろう。
どちらが勝ってもおかしくない、締まった試合になっている。

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