コロコロ

20150623blogimg-1.jpg

コロコロコロコロ歩いていく
コロコロコロコロ転がしていく
コロコロからは石灰が
ファサフサボタバタ落ちていく

それがまっすぐだったり、曲がっていたり繋がっていく
曳かれていく
そこに線を引いている

僕はずっと線を引いている
生まれたときからずっと
老いてもどこかで引き続けていくのだ
コロコロの石灰が切れることはない
だってコロコロは僕の頭の中にあって
線も僕の心に引かれているのだから

石灰が尽きたらやめられるのに
おおらかな人なら線など引かずに生きていけるかも知れないのに
コロコロコロコロと、始終僕は線を引いている
この衝動の原動力は怒りなのか恐れなのか
それとも割り切れないものを割り切りたいのか
自分でもわからないまま、コロコロコロコロ線を引いている

この線のこっちはどっち?
男? 女?
この線のこっちはどっち?
冒険? 罪?
この線のこっちはどっち?
いる人? いらない人?
この線のこっちはどっち?
美しい? 醜い?

カラカラという乾いた音は自分の心
コロコロという車輪の音は自分を誘惑する正義の心
引いてしまった線だって
何かを知ることで新たに引き直す必要に迫られるのに
だから、ずっとコロコロコロコロコロコロコロコロコロコロコロコロ

関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント