まあ、たい焼き屋とかはさぁ~(山形紀行)

贈答用の菓子折りなどの銘菓は、午前中に相手方に伺うような人たちが手土産に買ったり、朝一で旅行から帰るなどのお土産で買うなどと早い時間からやっている事も多いだろう。
ベーカリーやケーキショップなども、店にそれなりも品揃えをその日に作る事を考えたら、朝早くから作り始め、ある程度出揃ったら店を開ける。
ゆえに9時ぐらいから開店していても決しておかしくはない。
大福にいたっては、昔から作っていてそれを買いにくるなじみのお客さんも年配の方が多かったりすると、早くに店を開け、早くに閉まる。
普通の事だろう。
しかし、ことがたい焼き屋となると事情が違う。
まあ、年配の人も買いには来るだろうが、仏壇に供えたり、不意の来客にそなえて買い置くものではない。
食べたいときに買い、なんだったらその場で消費する。
それがたい焼きだろう。
そうなってくると、メインは3時ぐらいの小腹がすく時間から夕方、よくて夕食前までだ。
こうなってくると、早くに店を開けたところで客はそんなにくるわけがない。
当然、昼近くあたりか昼過ぎに開けて夜に8時ぐらいに閉める。
わかっていたんだよ。
わかっていたんだけれど、HPとかなくて、どこを見ても営業時間や定休日みたいな情報を調べる事ができなかったのがたいやき『わかば』。
お察しの通り、『あんびん』のあとすぐに行った『わかば』には9時ぐらいには到着。
もちろん、閉まっておりました。
仕方なく、ちょっと離れた契約駐車場にあった『わかば』の専用駐車場に車を止めて大福をいただく事にする。
スクラミングバブルは、ぎっしりとあんの入った大福で、食べ応え十分の大福だった。
まず、外側の餅だが、通常大福の餅は普通に食べる餅のようにコシを残さずに、徹底的にコシがなくなるまでついた餅を使うが、あんびんのそれは通常食べる餅と大福の餅の中間、でもちょっと通常食べる餅よりって感じにコシと歯ごたえがある。
もち米も100%使用というから、手に負えない食べ応えだ。
さらに餡。
これまた人気のある大福にはよくあることだが、べったりと甘くはない。
万人が小豆の風味を十分に感じられる程度に甘みが付けられている。
小豆の風味が感じられる理由は他にもある。
一般的なつぶ餡よりもはるかにしっかりと小豆の粒が残っている。
決して、固いわけではないけれど友人曰く、田舎風のおはぎを食べているようだということだった。
砂糖もテッカテカになるほど入れていないから、照りも控え目で、もっとあんこ感たっぷりの方がいいと言う人もいるだろうけれど、この餡と餅が絶妙にマッチしていて、通常の大福とはちょっと別次元の新たな大福といった感じがある。
好みは分かれるかもしれないが、人気なのは至極当然のような印象だった。
5個入りを買ったわれわれはそれぞれ2個ずつをたいらげ、1個は残した。
食べようと思えば食べられたが、後の行程と腹持ちがよさそうなこの大福のポテンシャルに恐れをなした部分は多分にあった。
次に狙うのは、長榮堂のバターどら。
苺大福も食べたかったが、時期的に無理なのでそちらは期待していなかった。
ナビの案内で15分ほどで到着。
格式ばってはいないが、歴史を感じさせる店構え。
その店内は銘菓といわれるものがズラリと並んでいた。
山形ではよくある富貴豆あんの入った、バターどらと同じく富貴豆あんの饅頭をそそくさと買って店を出る。
正直、行程は詰まっているのだ。
今回も一番重要なのは『一寸亭の肉そば』なので、混みあう昼時に行きたくない我々は11時の開店前後には店に着きたいのだ。
とりあえず、これにて山形市内での店舗めぐりは終了となった。
続いて目指すは山形市の北にある天童市。
この天童市では2件の店めぐりを予定していた。
とりあえず、その天童市編は次回と言う事で、家に帰って食べたバターどらと富貴豆饅頭の感想はというと、饅頭の方は特にくせもなく、富貴豆の餡もしつこくなく美味しかったですが、特筆するような部分もなかったといえばなかった。
バターどらは、バターの入ったどらやきということでバターどら。
こちらもバターの他に餡には富貴豆の餡が入っています。
バターどらは、思ったほどにはバターが入っていないですが、それだけに絶妙な感じでバターが入っています。
主張しすぎず、全体を包み込みマイルドに仕上げる役割をしていてとっても美味しいです。
強烈に印象に残ることはないですけど、ふとした時に食べたいなと思い出すような味です。
ちなみに、富貴豆は本来はソラマメを乾燥させたものを皮取り、砂糖で煮たものらしいのですが、最近はグリーンピースが使われる事も多いようです。

補足写真

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この小豆餡の感じ。

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長榮堂のきれいな入り口。

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個装かつ1個でも買える買い安さ。

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結構、びっしりと餡が入ってます。

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この一筋のバター。
これが絶妙な仕事をします。

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コメント

No title

電脳高架橋さんへ

こんにちは^^

あんびんさんの大福は、私が想像していたのと違いました。
昨日の写真、スクラミングバブルを見た時には
お餅の部分がしっとりとやわらかそうに見えました。
こしがあって歯ごたえがあるんですね。
それに餡が、餡に見えない!お豆(小豆)がぎっしり(笑)
ほんとですね、食べごたえがありそうな大福です。
甘くないというところに、そそられます!
その後で、昨日の写真 スクラミングバブルを再度見てみると、
お餅の部分、確かに歯ごたえありそうに見えてきました(笑)

長榮堂さんの饅頭とバターどらも美味しそうです。
富貴豆は食べたことがないので食べてみたいです。
バターどらのバターは、パっと見少なそうに感じますが
研究を重ねた結果の量なんですね。
とても美味しそうでした!

Re: No title

yukoさんへ

> こんにちは^^

こんにちは!

やっぱり、そうでしたかぁ~。
自分もずっしりはしているものの食べるまでは普通の大福のボリューム感があるだけだと思い込んでました。
それでも、なかなかに大きくてそれはそれで美味しそうだなぁと思っていたのですが、食べてみたらぜんぜん違ってましたね。
でも、写真でも伝わるあんびんさんの大福はそれひとつだけで勝負できるさすがな大福でした!
写真は一個残ったのを翌日切ってものなので、少し固くなり、きれいに切れていますがやわらかいのはやわらかいですよ。
それほど甘くないので、2個食べたときも甘さでの満腹感と言うより、食べた量的な満足感がありました。
食べてもらって感想を聞きたいですねぇ。

長榮堂さんのバターどらはいやってほどバターを強調しても美味しそうですけど、和菓子屋としてのこだわりで他の味を壊さないように考えられているような印象でした。
もうちょっと買ってくればよかったかなと後悔してます。

> とても美味しそうでした!

ありがとうございます!
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