70円セールはお得なのか?

先日、おでん70円セールでおでんを買って帰って食べたという話を書いたときに、「完全に自分で作ったほうが安い」というようなことを書いた。
それに対して、コメントをいただき『一人分なら70円だったら買った方が安いと思いますよ』というコメントをいただいた。
自分としても『そうかも』と思うし、このことを追求することになにかしらの興味があるわけではないのだけれど、ちょっとバカみたいに計算してみたら面白いかな? ということでやってみた。^^

今回は限定して、70円セールの記事を書いたときの自分の買ったものや、思っていたことを基準に限定的に検証してみたいと思います。
どういうことかと言うと、おでんの具には様々あってなおかつそのどれを選ぶかによって検証結果が変わってくると思われますが、それを今回自分の買ったタネにだけ限定して検証したり、一人一食分を作るために余剰分のタネが出てもそれを含めた価格で考えるということが現実的には普通かもしれませんが、それでは自分の方が不利になると始めから逃げ腰なので、ここはあえて記事内で『何食か続いちゃうからね』の文言があることを言い訳として使用した具材はすべて食べるものとして、一食分の単価を計算した上で比較するという方法を取りたいと思います。

条件は以下の通り。
・具材は今回購入した、玉子、大根、昆布×2、白滝×2、厚揚げ、がんもで計算する。
・比較する際に具材の重量がおおよそ同じになるようにコンビニおでんの重量にあわせて単価を計算する。
・自宅にあわせて、都市ガスのガスコンロで調理するものとして計算する。
・水道料金も同じく、仙台市水道局の料金を基準に計算する。
・水道料金は、上下水道使用量を合算して水道料金とする。
・ガス、水道とも基本料金に関しては、使用しようとしまいと発生するもので今回に直接関係がないので料金に含めないものとする。
・つゆの希釈基準である1000mlの水でスーパーで買ってきた具材のすべてが入りきったので、出汁の増量はしないものとする。
・使用水道量は正確に測定する事が難しいため、つゆに使用する約1リットルとゆで卵をつくるのに使用する2リットル、さらに大根などを洗ったり、下茹で、こんにゃく類の悪抜き0.8リットル、がんも、厚揚げの油抜き0.8リットル、食べ終わった後の食器の洗浄にしようするなどを考え、30リットルと多めに見積もる事にする。
・ガスの熱効率は理想的な状態で上限60パーセントなので、今回は40パーセントとして計算するものとする。
・具材などの価格は、自分のよく行くスーパーの9月7日の価格を基準として計算する。
・都市ガスの熱量はおよそ10000~11000kcal/立米なので、有利に働く事のないように今回は10000kcal/立米で計算するものとする。
・今回は具材は大根、玉子など簡単なもの以外は出来合いのものを使用し、つみれなど位置から作ることはしないと言う前提で計算したいと思います。
・おでんつゆ、おでんの基本的な具材に関してはそれで充当できるものに関してはセットになっている298円のものを使用するものとします。
・煮込み時間は3時間で計算する。

以上です。

ここから細かい計算をしてもいいのですが、計算式アレルギーの方もいるかと思いますので、そちらは追記に書きたいと思います。

では、まず計算した具材の単価の比較から行きたいと思います。

おでんつゆ 0円(セットに付与されているものを使用するため)
(コンビニのほうはおでんつゆは無料なので0円)

玉子 コ70円   自20円
(ただし、ゆで卵なのでゆでるときの水道料、ガス代がかかるが、これは別途まとめて計算するため今回は除外)

大根 コ70円   自25円

昆布 コ70円   自74円

白滝 コ70円   自58円

厚揚げ コ70円   自24円

がんも コ70円   自87円

以上が自分が買った具材の単価。
この時点で昆布、がんもなどがすでにコンビニに負けていますが、他でアドバンテージを大きく取っているものもあるので、引き続き検証を続けたいと思います。

ちなみに、以下は計算式は出しませんが同じく買ったと見込んで単価を比較した場合です。

つみれ コ70円   自115円
こんにゃく コ70円   自31円
もち巾 コ70円   自109円
ちくわ コ70円   自77円
ウィンナー巻 コ70円   自102円
ごぼう巻き コ70円   自34円

では、本題に戻って水道料金は計算によって30リットルでおよそ10円(税込)となります。

最後にガス代は以下のものの累計とします。
アク抜き用 0.8リットルの水を13分加熱
油抜き用 0.8リットルの水を10分加熱
大根の下茹で 1リットルの水を15分加熱
卵を茹でるのに 0.8リットルの水で18分加熱
おでんの煮込み 2リットルの水と具材を14分加熱で沸騰。
その後、3時間煮込むものとする。
沸騰してからの煮込みのみガスの量を半分にしぼる事とする。

この条件でガスの使用量を計算するとガス使用量は0.426立方メートルでガス料金は82円となります。

すべてを合算すると

具材代
20円+25円+74円×2個+58円×2個+24円+87円=420円

この420円にガス代と水道代を加えて
420円+10円+82円=512円

一方、コンビニで購入した場合には70円を8点なので、
70円×8個=560円

今回の検証方法では、作った方が48円得と言うことになりました。
が、しかし、重量の割合で単価を決めたり、手軽に一食買ってくるのと、大量に作ってそこからコンビニと比べられるものだけをチョイスして都合よく比べたりしているので、公平な検証方法ではない事は明らかです。
なんとか自分で作った方が安いという結論に持ち込みたいがために無理をしているのは皆さんもおわかりかと思います。^^

また、今回は分のいい具材をチョイスしている点も見逃せません。
もち巾やつみれ、ウィンナー巻などでは勝負にならないことも明白です。
少なくとも「完全に」などど自信を持って言える根拠などはどこにも存在しませんでした。^^;

普通にチョイスした場合で、おでんを食べるのが一食で済むという事、作る手間などを考えると70円セールならコンビニで買ったほうが安いようですね。
(注:今回の記事に関してはお遊びなので、多少の間違いなどはご容赦くださいませ^^;)

計算式
玉子の単価の計算式
玉子10個入りで188円。
税抜きなので税込みで計算すると
188円×1.08(税率)=203.04円
端数切捨てなので203円。
1個の単価は
203円÷10個=20.3円
玉子のサイズはLなのでコンビニおでんとの大きさも遜色ないと考える。

大根の単価計算式
大根は半分で98円、重量は437g。
コンビニの大根は101g。
税込価格は98円×1.08=105.84円
ここでは106円として計算します。
しかし、余分な部分(皮など)を除去した重量は392g。
するとコンビニの重量での単価は
98円×101g÷392g=25.25.円
およそ25円となります。

昆布の単価の計算式
スーパーにはコンビニおでんのような形のおでん用の昆布がなく、汎用的な結び昆布のみしかなかった。
5個入りで198円。
重量的には78gだった。
コンビニの昆布は27gで70円。
27g単価にするためには、まず98円を税込価格に。
198円×1.08=213.84円
ここでも214円として計算します。
214円×27÷78=74.07692...円
74円で計算したいと思います。

白滝の単価の計算式
スーパーでは8個入りの結び白滝が98円。重量は140g。
コンビニではおよそ77gで70円。
昆布と同様の計算で
106円×77÷140=58.3円
58円で計算したいと思います。

厚揚げの単価の計算式
スーパーで4個入りの厚揚げが105円。重量は356g。
コンビニではおよそ74gで70円。
税込価格の計算
105円×1.08=113.4円
およそ113円。
113円×74÷356=23.488764...円
ここでは24円で計算したいと思います。

がんもの単価計算式
スーパーのがんもはセットに入っていたものを使用するとして、10種類の具材の重量から計算すると約8.4%だった。
これを価格の298円(税込み322円)で同じ割合として計算すると。
322円×0.084=27.048円
約27円となる。
重量は26g。
これをコンビニのがんもの84gの単価にすると
27円×84÷26=87.23076...円
ここでは87円で計算したいと思います。

続いて水道料金の計算式
これは単純で上下水道料金は1立米あたり185円と104円(税抜)なので、30リットルでは、
(185円+104円)×1.08×30÷1000=9.3636円
およそ10円となります。

ガス料金の計算式
まず、基準のとなるガスの使用量の基準
今回1リットルの水を沸騰させるのに必要な時間は通常の強火で7分ぐらいであった。
水の常温を15度として沸騰させるには85度の温度の上昇が必要となる。
今回の熱効率を40パーセントで計算する事としているので、1リットルの水を沸騰させるのに必要なカロリーは
1000g×85度×100÷40=212500cal
となる。つまり、212.5kcalとなる。
都市ガスは1立米あたり10000kcalだから、1リットルの水を沸騰させるのに必要なガスの量は
1立米×212.5kcal÷10000kcal=0.02125立米になる。
そして、1分あたりのガスの量は約0.003立米です。
コレにあわせて前述の条件を当てはめるとガスの使用量は
(13分+10分+15分+18分+14分)×0.003+3時間×60(分に換算)×0.0015(ガス使用量を半分にしたとして)=0.48立米
となる。
仙台市の都市ガスのガス料金を1立米あたり170円(税込)とすると、使用したガス料金は
170円×0.48立米=81.6円
およそ82円となります。
関連記事
スポンサーサイト



コメント

No title

電脳高架橋さんへ

こんにちは^^
って、実際はこんばんはなんですが(笑)

頭の痛くなるような計算、よくここまでやれましたね。
そのことに驚き、おもわず拍手喝采です!

ガス代や水代まで計算すると、作った方が断然お得!とまでは
いかないんですね。

だとしたら、
大根の下茹で含め、圧力鍋なんかで煮込めば
かなりの時間短縮でもっと安くなるかも?
それに、おでんの材料を特売や値引き品などで購入できたとして
こんにゃくのあく抜きや、練り物製品の油抜きなどを
熱湯にくぐらせる程度にしたとすると、更にお安くなるかも?
なんて、同じく私も自分で作った方が安くなるという結論を
求めまくっています(笑)

でもなんだかんだ、コンビニおでんの あの味が食べたくなる時って
ありますよね^^
なんといっても、あの手軽さがいいですしね^^
大家族の場合だと、断然自分で作った方がお安いんでしょうね。

そうそう、おでんのお話で頂いたコメ返ですが
こちらもお盆明けぐらいには、おでんが売られていたようです。
ただ私の気づくのが遅かったみたいです^^;
北海道は一年中でしたか!
短い夏以外は、涼しいか寒いか激寒ですもんね^^;

Re: No title

yukoさんへ

> こんにちは^^
> って、実際はこんばんはなんですが(笑)

こんばんは!

理系人間なので計算は得意なんですよ。
って、言ってるそばから本当は光熱費は対称以外の部分にも使っていることを考えると、3食分ということで3分の1だったのではないかと間違いに気づいたりしますけど。^^

> ガス代や水代まで計算すると、作った方が断然お得!とまでは
> いかないんですね。

そうですね、ただ、今回は計算してみるとガス代や水代は自分が考えているよりも安いのかなと思ったりもします。
他の人の検証などを見ると、加熱するときの単価はプロパンが一番高く、都市ガスと電気では検証方法によって電気の方が安かったり、都市ガスの方が安かったりするみたいです。

そうなんですよね、yukoさんの言われるように自炊には改善点がたくさんあると思います。
だから、条件さえ整えばもっと安くする事はできると思います。
それらを実践できればかなり安く出来るのかもしれません。
ただ、コンビニの方はセールで70円均一の場合ですので、通常のコンビニのおでんは70円セールの倍近い値段のおでんダネもあるので、やはり作った方が安いのかもしれません。
何を買うのかが大きく影響しそうですね。^^

そうなんですよね、コンビニおでんにはコンビニおでんのよさがあって、自宅では作れないおでんダネなどもあると思います。
牛すじなどは作れないことはないですけど、そんなにたくさんはいらないので、結局自宅では入れないでしょうし。
逆に、家だから作れるおでんダネもあって、一長一短で高い安いではないですよね。

やっぱり、コンビニはその辺りでおでんを始めるように決まっているのかもしれませんね。^^
コンビニは季節先取りが基本ですからね。
そろそろ年賀状予約やクリスマスケーキの予約チラシとか出てきそうですよね。^^
非公開コメント