『そば琳』@山形

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山形に行ったら蕎麦食って、蕎麦食うって言ったら山形行ってみたいな生活しています。
しかし、今年は雪がまだ本格的ではないので行くのが楽で助かっております。
どうしても新そばの10月以降にそばを食べたくなるので、冬が自分の中ではシーズン!
そんな今回はそばもさることながら、『そばプリン』なるデザート目指して『そば琳』さんを訪問。
『そば琳』さんは山形市内にあるお蕎麦屋さんで、常連さんも多いみたいです。

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お店は元々民家だったものをそのまま利用しているようです。
いわゆる居間(二間の襖を取り払って広く使っている)がお客さんの席になっています。
それでも、通常のお店よりも席の数は少なめです。
そのためか、この写真の雨戸と障子の間、いわゆるくれ縁の部分にもテープルがおかれて席として利用されている。
外の風景を見られたり、日中は明るくていいだろうが、席も少ないので孤立しがちでさびしそうです。

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ここが玄か...入り口。
素敵な趣があります。

入ってもやはり普通の家の玄関。
ですから、靴箱にすぐに靴を入れないと、とてもじゃないけれど足の踏み場がなくなりそうです。

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中もこのように、古く趣はあるものの普通の家です。
ただ、やはり掃除は行き届いているので、綺麗で違和感はそれほど大きくないです。
丁寧な店員さんの誘導に従って席に着きます。

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お品書き。
メニューはかなりシンプルです。
あたたかい汁蕎麦は二種類で、『かけ』と『にしん蕎麦』のみでした。
別に張り紙で示されていたので、もしかしたら時期によっては変わるのかもしれません。

ここまでの印象からすると、蕎麦好きが趣味でそばを打ち始めて、それを本業にしたというよくある話が思い出されます。
そういう場合は、こういうメニューが多い気がします。
ただ、作り手が1人の場合もこういうシンプルなメニューになるとは思います。

メニューから板そばとそばプリンを注文。
それほど待たされることなく、蕎麦が運ばれてきました。

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自分の完全な先入観でしたが、山形なので太く色の濃い田舎そばが出てくるかと思いましたが、蕎麦の太さは普通でした。
つゆと真ん中はネギとわさびの薬味、そしてキャベツときゅうりの浅漬け。
山形では一般的な浅漬けがついていて、これも美味しかったです。
箸休めには最高。

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蕎麦は丁寧に打たれた蕎麦を冷たくおいしい水で洗ってしめたとてもおいしい蕎麦でした。
しっかりとした蕎麦特有の腰と口の中に広がるそばの香りが、シンプルだけど洗練されているような印象。
つゆも濃い目でも薄めでもなくちょうどこの蕎麦にぴったりな感じでした。
わさびはすこし荒めにおろしてあって、つゆの中に溶かしても存在感を残すように考えられているのかなと思いました。
自分は直接、わさびを食べてから蕎麦を食べるんですけどね。

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やはり、うれしいのは食べていくうちにつゆが薄くなったり、少なくなった時のために継ぎ足しようのつゆを用意してくれているところ。

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箸にも、封がしてあって『琳』の文字が...。

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蕎麦湯もいただいて。

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いよいよ、そばプリン!

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そばプリンは基本の黒蜜きな粉味とみたらし味の他、12月はキャラメル味があるそうです。
とりあえず、黒蜜きな粉味に挑戦。
見た目はいわゆる卵を使用した滑らかで柔らかな舌触りのプリンを想像すると思いますが、実はそば粉がしっかりと練りこまれているようで、見た目よりもしっかりとした食感でした。
例えていうなら豆腐と蕎麦がきの間のような食感。
一般的なプリンと思って食べると違和感がありますが、なかなかの美味しさ。
年配の方のほうが違和感なく食べられ、好まれるような味と食感だと思います。

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わらびもちも食べました。
こちらも軟らかくプルプルとした食感と、定番の黒蜜ときな粉がマッチした美味しいわらびもちでした。
そばにしても、わらびもちにしても水の美味しさを感じさせる味でした。

お店は接客してくれる女性の店員さんお二人と、ご主人らしき男性が一人でした。
すこし小さめなお店としては多いような気もしましたが、その分、落ち着いた雰囲気でお客さん一人ひとりを丁寧に扱っている接客で、すごく好感が持てました。
そばは、基本、男性の方が運んでいましたが、使用しているそば粉が今日はどこ産なのかといった軽い説明をされたりしていました。
デザートも同時に頼みましたが、頃合を見て蕎麦湯、下げ膳のあと、『そばぷりんの方、お持ちしてもよろしいですか?』と確認して出してくれるあたりの心遣いもよかったです。
お店自体のつくりが普通と違う事を考えると、初めて訪れる人は戸惑う事が多そうなのですが、店員さんの丁寧な接客のおかげでそれがありませんでした。
全体的に親しみやすくあるのに丁寧で上品な接客と言った印象でした。

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