トクホとデキストリンと効能と

20151226dentyu-1.jpg

最近、妙に気になった。
トクホこと特定保健用食品においてソフトドリンクでよく見られるのは、中性脂肪の吸収をゆるやかにするとか、血糖値の上昇をゆるやかにするなどが多く、さらにそういったものの根幹を担う成分で多いのが難消化性デキストリンである。
ところが、等しく難消化性デキストリンが入っている飲料でも、「中性脂肪の吸収を抑える」と言ってみたり、「糖の吸収を抑える」といってみたり、表現がさまざまなのは仕様がないにしても、「脂肪」なのか「糖」なのか、もしくは両方なのかがその製品によって謳われ方がちがう。
どちらか一方、あるいは両方。

すると、疑問がわいてくる。
難消化性デキストリンにも乳酸菌に見られるように種類があって、それによって効能が違うからこういうことになっているのかと。
引っ張る事でもないので答えをいうと、難消化性デキストリンには基本的に種類はないらしい。
そして、難消化性デキストリンには中性脂肪の吸収をゆるやかにする、血糖値の上昇をゆるやかにする、整腸作用などの効果がある程度期待できるらしい。

では、なぜこうなるかと言うとトクホは『こういう健康増進効果が期待できる』という表示をするために取得するためにあるわけで、これには人に対してその製品を摂取させて一定の効果があるという実験をした結果を出さなければならない。
これに多くの時間と費用がかかる事が多いわけだけれど、もしも二つの効果を表示したいのであれば、それぞれに対して効果を実験しなければならないし、申請も二つ出す必要があるわけだ。
だから、『ダブルトクホ』と宣伝している商品があるわけです。
時間と費用対効果を考えれば、一つ表示できればいいよというメーカーも多いんだろうと思う。
結果、難消化性デキストリンには多数の効果が期待できても、トクホを取得した効果しか表記しない(できない)ということのようである。
ややこしいことですね。

賢い人なら、最初から推測できた事なのかもしれないけれど、また知っている人も多かったかもしれませんが、とりあえず調べてみました。
お付き合いいただきましてありがとうございました。

関連記事
スポンサーサイト